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クリティカルシンキングとは - だらだらいこうぜV3

必殺の一考

クリティカルシンキングについて本を読んで見ると良いとアドバイスを頂いたので読んでみた。

  • クリティカルシンキングとは
    目指すものを達成するために、自分の頭で考え行動し、周りを動かすための実践的な思考技術

  • クリティカルシンキングが求められる3つの理由

    1. 素早く結論を出すことができる
    2. 経験値のない事例でも判断できる
    3. 判断の根拠を説明できる
  • クリティカルシンキング3つのSTEP

    1. 目指すものを定義する
    2. 何が問題なのかクリアにする
    3. 打ち手を考える
      →課題解決というのは理想と現実を把握してそのギャップを埋める行動というのを以前の本で読んだけど、まさしくそのためのツールっぽい!
  • クリティカルシンキングができるようになるための2つの力

    1. 目指すものを定義する力
    2. ズームイン・ズームアウトする力
      →ズームイン・ズームアウトは言い方こそ違うけど具体と抽象っぽい。ズームインは具体的に何が本質的な課題なのかを絞り込むことで、ズームアウトは逆に抽象化して考えること。これを行ったり来たりしながら目指すものを定義していく。そのために有効な3つの質問が「なぜ?」「ホント?」「具体的には?」
  • 目指すものを明確に定義する
    実はクリティカルシンキングを行う上で一番難しくていちばん重要なこと。明確に定義できているかをチェックするために「SMART」を用いる。

    • Specific:具体的
    • Measurable:判断できる
    • Action Oriented:アクションに落とせる
    • Relevant:意義が明確
    • Time-Limited:期限が明確
      →これはめっちゃ大事。大体良くない定義のときってどれかしらが足りない。個人的な経験としてはEMとして動けるようになるためにこの一年色々やってきたけど、特に最初の頃は目標を決めてもアクションに落とし込めないとか判断できないとかそういうのが結構あった記憶がある。
  • 何が問題なのかクリアにする

    • ズームインで問題を絞り込む
      • なぜ?を繰り返す。ピラミッド構造で具体化していくことで、考えなくて良い選択肢を削っていく。MECEなどのフレームワークを活用する。
    • ズームアウトで本質を探る
      • 仮説を立てる。違和感があれば何度でもやり直す。
  • 打ち手を考える

    • 他の選択肢はないか模索する
      →いきなりズームインしすぎない。これもよくやりがち。小手先の改善でやってる感はあるけど成果はあまり上がらないやつ。
    • 目標設定と照らし合わせながら絞る →本当にそれで目標を達成できるか照らし合わせながら絞り込む。
  • 打ち手を考える5つのステップ

    1. 当たり前の答えを考える
    2. 当たり前の答えの対極を考える
    3. アイディアの深堀りを行う(ズームイン)
    4. 発想を広げる(ズームアウト)
    5. 目標と照らし合わせながら、さらに深堀りする

所感
なんとなくクリティカルシンキングって言葉自体は前に読んだ本でも見かけたことがあったし、内容として読んでみても今まで見てきた具体と抽象とかロジカルシンキングみたいな要素が出てきていてこれまで点だった知識が線になっていくのを感じて良かった。あとはこれを実践して精度と確度を上げていくだけや!

おすすめ度:10/10
実践の本なのでまず概念を抑えてからのほうが良いとは思うけど、すごくわかりやすいし良かった。









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