2016-06-01から1ヶ月間の記事一覧
時間は矢のように過ぎていくから、失った時間はもう二度と取り戻せないから、だから僕らは無駄なく日々を生きていかなければならない。そう、目標に向かって前進、1秒だって無駄にはできない。漠然と生きている時間なんて僕らにはない。 こんな考え方は非常…
物事が想定内であるか想定外であるか、考えるとほとんどが想定内ではないだろうか。なぜならば、想定の中か外かで論じられるような物事は、そもそも想定されていることが多い。想定はされているが対処はされていない、そういった物事を想定外と呼んで責任転…
自分の意思を貫くこと、これはなかなか難しい。 そもそも、この世にいる全ての人間が自分の意思を貫いたらどうなるか。ちょっと考えればすぐに分かるが、おそらく社会システムが成り立たないだろう。つまり、この現代社会は各個人が意思を貫かないことで成り…
業務曰誌 ○月×曰(月) 早朝より受信箱にメッセージが届いていた。 「今曰は先輩に相談あるんですけどいいですか?僕らの仕事はなんのためにあるのでしょうか?」 どうやらまた道に迷っているようだ。彼は考えすぎな傾向がある。すぐに返信のメッセージを送…
雨の日はお昼ごはんにラーメンを食べに行くことにしている。いつもとは違う道を傘を差しながら歩いていき、微妙にまずいラーメン屋に行く、そういうルールにしている。 坂道を少し降りた場所に小学校が近いからか、あまり交通量の多くない道路なのに不似合い…
これは夢ですか? 目が覚めると僕のチ○ポが見知らぬ女性の口の中! お姉ちゃんは僕と相部屋にも関わらず友達(狭いのに2人も!)を呼んでよく宅飲みをするんです! 僕が寝ている横で。翌朝、目を覚ますと見知らぬお姉さん2人に挟まれて寝ているではありません…
テーテーテテッテテテテテーテッテ テーテテテ 先日からこのメロディーが頭から離れない。こういうときに文章ってのは上手に伝わらなくてもどかしく、限界、みたいなものを感じるのだけど、なんとか頑張って表現してみると、多分CMかなんかで流れている曲で…
髪を切っている時の会話が苦痛で仕方がない。 ほとんど知らない人と会話をするのが苦手だ。最近になって気が付いたのだけど、そもそも僕は相手がある程度僕のことを知っている、という前提の上でしかコミュニケーションが取れない。ほとんど僕を知ってくれて…
セミの声がいつもより大きく感じられた。まるで耳鳴りのようだ。金属剥き出しの錆びついた階段をカンカンと昇る。 「いやーまさかあんなところで会うとはな」 「偶然ってすごいな」 たまたま夕飯を買いに行ったスーパーで横田にあった。2年ぶりだった。もう…
このブログにおいて政治的な意見や立場を表明するつもりは毛頭ない。なのであえてぼやかせて特定されないように配慮して書くけど、どこかの都道府県の都知事が辞職届を提出したらしい。一連の金にまつわる疑惑や公私混同問題に関する追及に押された形だ。 こ…
近所のドラッグストアで買い物をした。決して誤解しないで欲しいのだけど、別に痔が悪化したからポラギノール的なものを購入したわけではない。大人の男の必需品的な、ウルオス?みたいな肌のケアっぽいものを購入した。決してポラギノール注入軟膏ではない…
職場のご老人軍団のパソコン駆け込み寺みたいな存在になってしまっている。 僕は学生時代にプレゼンなどをOHPでやってきた最後の世代で、業務に関する技術の変遷、その激動の変化をリアルタイムで見続けてきた世代だ。あっという間に多くの業務はパソコンと…
「恋をした夜は全てが上手くいきそうで」そう歌ったのは江口洋介だっただろうか。恋をした日の高揚感、浮かれ具合、まるで全てが自分のために成立しているような根拠不明の万能感、正体不明の無敵感、これらを的確に現した良い歌だと思う。 それとは逆に、「…
新しい季節はいつだって雨が連れてくる。 人は傘をさすとどうしても俯きがちに歩いてしまうものだ。きっと、僕らは空から落ちてくるものを遮るようにはできていない。空から落ちてくる物は全て恵みだ。だからそれを遮る傘ってやつは何となく居心地が悪いもの…
お金がない。競馬に負けてお金がない。 お金がないというのは切実に苦しいもので、異様に四苦八苦する緩やかな地獄だ。バカな自分を呪うことすら何とか金にならないか、時給が発生しないか、時給200円くらいでもいいから、と夢物語を漠然と考える一方で、現…
タブクリアという飲料が存在していた。 何やら病院の待合室などに置かれがちな出所不明の自動販売機に置かれているような正体不明のコカ・コーラみたいな印象を受けるが、正式にコカ・コーラ社から発売されたコーラで、コーラといえばどす黒い印象があるでし…
関東甲信越地方でも梅雨入りが発表され、傘が手放せない季節となってきた。ずっと降り続く雨なら問題ないのだが、降ったり止んだりを繰り返す雨は非常に厄介だ。降っていないタイミングで外に出ると確実に傘を忘れてしまうからだ。 そうなると、今度は降って…
信じるに足るものを信じる行為は厳密に言えば「信じる」ではない。 それはデーターに裏打ちされた打算であり傾向分析に過ぎない。過去の事例に照らし合わせ、そうであるという結論を導いたにすぎない。真の「信じる」とは信じるに値する要素が一切ないにも関…
ピッ、ピッ、ピッ! 「お会計1280円になります」 「1280円、ちょうどお預かりいたします。ありがとうございました」 「いらっしゃいませ、あれ?」 「やほ」 「どうしたの?家この辺じゃないでしょ?」 「ちょっとねー。すごいねーほんとにスーパーで働いて…
話題の領域が違う、というのはここまで根本的に悲しいものなのだと実感した。 意識の高いっぽいひとが集まる交流会にて、なぜか人数合わせて参加していた僕は戸惑っていた。彼らの会話が分からないのだ。同じ言語を操っているはずなのに、彼の言っていること…
子供の頃に不思議な体験をしたことがある。 そんな経験を持っている人はそれなりにいるのではないだろうか。例えば、さくらももこ先生の「ちびまる子ちゃん」でも、二度と辿りつくことのできなかった不思議な洋館の話がでてくる。大人に話しても誰も知らない…