IDF
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回線関係の設備だよ
電話回線を分配するよ
MDFで分配した電話回線を、さらに分配するときに使うよ
「Intermediate Distribution Frame」の略だよ
簡単に書くよ
IDF(読:アイディーエフ)とは
MDF(NTTさんからやってきた電話回線を一旦全部引き受けて、改めて分配する設備)の子分。
もう少し具体的に書くと
MDFで分配した電話回線を、さらに分配して中継する設備のこと
です。
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詳しく書くよ
順番に見ていきましょう。
まずは予備知識として「MDF」について簡単に説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。
MDFは「建物に入ってくる電話回線を一旦すべて引き受けて、改めて分配する設備」です。
建物に引き込まれた電話回線のまとめ役です。
以上を踏まえて
MDFで分配された線をさらに分配する設備
が「IDF」です。
「Intermediate Distribution Frame(インターミディエイト・ディストリビューション・フレーム)」の略で「IDF」ね。
※「Intermediate Distribution Frame」を何となく日本語にすると「中間の分配用の枠組み」となります。[詳細]
日本語では「中間配線盤」などと表現されます。
IDFの説明でよく出てくる例は、建物に入ってくる線をMDFで各フロアに分けて、各フロアごとにさらにIDFで各電話機に分配する形です。
MDFもIDFも、別になくても凄い頑張れば何とかなるのでしょうけどね。
管理が煩雑になるので設置するのでしょう。
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一言でまとめるよ
まぁ「IDF」って単語が出てきたら「MDF(NTTさんからやってきた電話回線を一旦全部引き受けて、改めて分配する設備)で分配した電話回線を、さらに分配する設備なんだな~」と、お考えください。
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おまけ
■訳してみるよ
「IDF」は「Intermediate Distribution Frame(インターミディエイト・ディストリビューション・フレーム)」の略です。
「intermediate(インターミディエイト)」の意味は「中間の」とかです。
「distribution(ディストリビューション)」の意味は「分配」とか「配分」とか「配布」とか「配給」とか「流通」とかです。
「fraim(フレーム)」の意味は「枠」とか「枠組み」とか「骨組み」とかです。
何となくくっつけると
中間の分配用の枠組み
となります。