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ファンを増やすお店作りの秘訣は?ウェブサイトでできる最新事例

飲食店や美容室など独立開業店舗のホームページ制作の心得

連載
BiNDup×ASCII「ホームページの現在」

提供: デジタルステージ

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 独立開業店舗の悩みは、ホームページ作成でどれだけ解決できるのか。ASCII誌上において、ビジネスにおけるホームページ活用の最新情報を連載でお届けする。

 現在、スマホからの更新、InstagramやYouTubeの投稿表示、無料独自ドメイン、成果に力強くつなげるポップアップ表示、テンプレート配色を簡単にアレンジする機能、常時SSLやAMP対応など、ホームページ作成に求められる機能も様変わりしている。オールインワンの機能を持つオンラインホームページ作成サービス「BiNDup」とともに、その実情を探りたい。

「処女牛ひときれ焼肉」のブランディングに成功したYakiniku221もウェブをうまく活用。オンラインホームページ作成サービスの「BiND」で制作/運営している

1.独立開業店舗のホームページ構成のセオリー

 飲食店や美容室で店舗が複数ある場合、大きく次の2つのタイプに分けられる。

●シングルブランド型

 同一(または、ほぼ同一)の店名で複数の店舗を展開するタイプ
例)めん徳二代目つじ田

●マルチブランド型

 異なる店名で複数の店舗を展開するタイプ
例)渡なべスタイル

 まず、シングルブランド型は、店づくりやサービスを統一して展開しているケースがほとんどである。一方、マルチブランド型は、店舗それぞれが独自性を持っているケースが多い。

 したがって、ホームページを作る場合には、シングルブランド型はツリー型でコンテンツを考えるとよいが、マルチブランド型は各店舗の情報をLP(ランディングページ)として提示するのがよい。なぜなら、店舗ごとの独自性を伝えやすいからである。

 マルチブランド型については、各店舗のページをひとつのホームページに含めるのではなく、たとえばA店は「www.aaa.jp」、B店は「www.bbb.jp」のように、別々のドメインで運用する方法もある。しかし、それぞれを別々に管理する必要があるため、更新作業などが煩雑になるため、各店舗の売上規模や従業員数が多い場合にマッチする方法である。

 店舗が複数ある場合でも、ひとつのホームページの中で各店舗の情報を伝えるほうが運用しやすいだろう。

2.独立開業店舗のホームページでお店のファンを増やそう

 第1回で説明したとおり、独立開業店舗は「競合店(特に大手チェーン店)と一線を画すことが大切」である。これはお店づくりだけでなく、ホームページでも同様である。

 近年、「コンテンツマーケティング」という言葉がよく使われる。簡単にいえば「ホームページをメディアとして活用する」ということである。ホームページのメディア化にとってもっとも不可欠なのは、消費者に役立つ情報をブログなどで継続的に発信することで、お店のブランド価値を高め、ファンを増やすことである。

 居酒屋のホームページを例にすると、「居酒屋店長が教えるとっておきのレシピ」「和食料理人が教える料理を3倍おいしくするコツ」といった内容はどうだろうか。日々の忙しい店舗運営の合間に考えるのだから、更新頻度は高くなくてよい。たとえば月1回の更新でも、1年で12個のコンテンツが増えることになる。

 一方、スタッフの日常や新メニューの紹介など、それほど手間のかからない記事であれば、できるだけ頻繁に投稿するとよい。そのためには、スマホで記事を手軽に投稿できるホームページ作成ツールを使うのが必須である。

 さて、飲食店や美容室の記事の投稿では、次の3つを心がけるとよい。

●必ず写真を載せよう

 文字だけの記事に魅力を感じる人は少ない。どのようなものでもよいので、記事には写真を載せることをルール化しよう。記事の中身とは直接関係のない店内のカットや、備品をアップで撮った写真などでもよい。

 ブログ記事は、スマホで撮った1枚の写真さえあれば、文章は数行でも成立すると考えて、必ず写真を載せるようにしよう。

●タイムリーな情報を載せよう

 たとえば「昨日はお客さんがたくさん来ていただいて、盛り上がりました」という投稿よりも、今まさに盛り上がっている店内を写真つきで投稿したほうがよい。このようなタイムリーな投稿の積み重ねが、お店の活気を伝えることにつながる。

●具体的な記事名にしよう

 細かいように見えが、記事名などの参照されやすい部分では基本的な考えが重要となる。

 お知らせに「10月15日のおすすめメニュー」をアピールする記事を投稿するとしよう。このとき、そのままの内容で記事名にするのはおすすめできない。

 たとえば「10月15日」という日付だけでは、それが新しいのかわからなくなってしまう。したがって、記事名は「2018年10月15日」としたほうがよい。また、「おすすめメニュー」の中でも、特に食べてほしいのはどの料理だろうか。ここは漠然とした表現ではなく、「おすすめは、◯◯と□□です」という書き方のほうがよい。

 まとめると、「2018年10月15日のおすすめは、戻り鰹の塩たたきと揚げ出し豆腐のいくら乗せです」と具体的に書くことで、見た人が魅力的に感じる記事名になる。

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