印刷の最近のブログ記事

思い残し

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印刷業界を完全に去ってしまったのだけれども、業界にいたとき何をしたかったかというのを、思い出したら書いていきます。

基本的に僕は「嫌儲」であって、営業部に配属されたときに「もうけるのはだめなことだ」という持論をそれはおかしいと指摘されてそれ以降いろいろ考えているのですが、どうも直接的な売り上げアップという点に関してはピンとこない。そんな人間が出すアイディアなんていってもたかが知れているでしょうけれども、かといってジーンもミームも残さない人生も悲しいかなと思うので。

  • 印刷通販をバックエンドとしてシステムベンダの仕組みに組み込める「印刷通販API」
  • クリスマスを最終日として印刷屋さんの人がカレンダーの作り方を一日ずつ交代で各人のブログで公開していく「カレンダー制作アドベントカレンダー」
  • アドベントカレンダーの仕組みでDTPスクリプト使いがやはり一日ずつ持ち前の道具でカレンダー自動作成スクリプトを公開していく「カレンダー自動組版アドベントカレンダー」
  • 印刷会社内部のアクションのタイミングで自動的にTwitterでつぶやいて動いている印刷会社間を演出できる仕組み
  • シナリオに従いTwitterで自動ツイート/自動応答をして顧客対応の補助をする仕組み
  • 印刷通販の荷物追跡を宅配業者のウェブサイトにいかず印刷通販会社のページで完結するようにして利便を提供する仕組み

後は思い出したら追記していきます。

昔々、印刷屋さんに勤めていたときに、印刷現場で使用している資材・薬剤がどのような特性があって、危険性を従事者に伝えるっていう活動をしていました。その中で、エスケー液製造株式会社製品の資材もありました。

毎年資材メーカーのウェブサイト上の情報と突き合わせて確認していたのですが、とある年、エスケー液製造株式会社が突然「ロハスプリント株式会社」になっていて度肝を抜かれました。

健全で持続可能な印刷を共創するロハスプリント [www.lohas-print.com]

ロハスプリントになってからものすごいCIを実施しており、いつぞやの印刷展示会ではロハスプリントのブース自体が強烈な個性を発しておりました。こんだけCI徹底できるのはすごいのだと思います、うらやましい……。

で、ロハスプリントからもらってきたうちわの画像をUP。

Lohasprintuchiwa

昨日は

CLが退職、現在求職中 | Print-Times [print-times.com]

というリリースを載っけてもらったわけですけれども、プレスリリースの練習とかを Print-Timesで練習しておいてから、JAGATや業界紙、更には地方紙や全国紙にプレスリリース送る的なのやった方がいいと思いました。そういう部門がない会社さんはやった方がいいです。

練習っていうのは何かというと、「文をまねる」っていうことです。

Planet DTP@jp(http://dtpwiki.jp/planet/)によりますと、印刷関連業界のためのプレスリリース発信サイト「Print-Times(プリントタイムス)」というのができたそうです。

印刷業界で働くみんなが作るニュースサイト| Print-Times [print-times.com]
印刷業界ニュースサイト「Print-Times」をオープンしました。 - 印刷業界コンサルタント 奥 敦雄(おく あつお)のブログ [d.hatena.ne.jp]

これと似たような試みは、上高地さんが自サイトで始めたやつがありました。

■ニュースリリースをお寄せ下さい: DTP-Sブログ-ひねもすデジタルビヘイビア [dtp-s2.seesaa.net]

こんときもニュースリリース出稿したような記憶があるんですけれども、結構こういうプレスリリース掲載サイトを調べたことがあったりするので、簡単に掲載してもらえるサイトは大好きです。

そういうことで、今回もプレスリリースを出してみることにしました。

Clpress

CLが退職、現在求職中

印刷関連のブログを長年書き連ねているCLは、2012年4月20日で退職し、現在求職中であることを発表しました。

CLは、新潟県の印刷企業に1998年入社、この度13年半の勤務を終え、新たに勤務先を探し求職中です。

前職でのプリプレス業務、労働安全衛生業務のかたわら、DTP関連の情報を集めるサイト「DTPWiki.jp」( http://dtpwiki.jp/ )を2004年に立ち上げ、また印刷業の人に役立つWeb情報などをブログ形式で書きつづる「M.C.P.C.」( http://blog.dtpwiki.jp/dtp/ )も同年開始して現在も続いています。

当人は、「ブログなどで発表している技術とマッチする企業への就職(印刷業・非印刷業問わず)」を希望。勤務地は、全国どこでも可としています。

お問い合わせは、Twitterアカウント @CLCLCL まで。

切実なんやで……

さて、このPrint-Timesのサービスですが、入力したパスワードを平文で送り返してくるので、メール文中に「パスワードはログイン後速やかに変更する」とか入れるか、いっそのことパスワードを返信メールに入れないようにするのが標準的かなあとか思いました(パスワードリマインダーの実装が必要)。

僕がDTPから離れた2008年ぐらいから、ちょうどあちこちで「印刷通販」という言葉をよーく聞くようになってきたのだけれども、この言葉が発生したのは、

DTP WORLD誌に「印刷通販」と称する広告が載ったのは2000年11月号 - M.C.P.C.

でも書いたとおり、同人誌印刷ですでに有名だった広島の印刷会社「栄光」が使い始めた2000年末ごろなわけです。

そういうころからこの「印刷通販」という単語があったとすると、最近デザイン専門誌MdNが始めた

デザイナーのための印刷通販比較サイト - MdN Design Interactive [www.mdn.co.jp]

 印刷通販は、利用者がWebサイト上で印刷データを入稿し、それを印刷して納品するインターネットサービスのひとつです。従来の印刷会社とは比較にならないほどのスピードと低価格を実現しているほか、仕上がりの品質も以前と比べ大きく向上しており、ここ数年で利用者が急増しています。

という説明書きについては、ちょっと気になるのです。

「印刷通販」の要件に、「Webサイト上で印刷データを入稿」することが必須であるべきかどうか、ということが。

4月1日の午前中までが嘘をついていい、とか言う説を聞いたので、僕もなんかしてみることにしました。

ニュース:日印産連、GPキャラクター名人気投票集計結果を発表|PJ web news【印刷ジャーナル】 [http://www.pjl.co.jp] (ソース:日本印刷産業連合会 インフォメーション [www.jfpi.or.jp])

Gpchara (社)日本印刷産業連合会(猿渡智会長)は、「第13回エコプロダクツ2011」で実施したGPキャラクター愛称人気投票の集計結果を発表した。

【人気投票結果】
▽1位=エコリン(得票率27.1%)
▽2位=リーフィー(同18.7%)
▽3位=プリンティ(同15.3%)
▽4位=ぷりりん(同14.8%)
▽5位=ぐりっぴー(同14.2%)
▽6位=ジッピー(同9.9%)

昨年末にこんなニュースが出ていたんですね。そんで、総得票数がいくらなのかというのを計算してみました。

ニュース:三菱製紙、Android端末向け印刷用紙検索アプリ「P-Point」公開|PJ web news【印刷ジャーナル】 [www.pjl.co.jp]

ていうニュースがあったので、早速試してみました。

Device20110915230608
▲業界初を猛烈プッシュ

やってもうてるわー!

僕も業界初とかつける癖がありますが、これは気をつけたほうがいいと自戒しました。

んで、気を取り直して、インストール画面。

Device20110915230711
▲業界初を猛烈プッシュ・II

もう反応しないぞー……プププ

初回起動時には、用紙データをダウンロードします。ちゃんと更新されるってことだと思いますので、三菱製紙さんのやる気を感じます。

Device20110915230757
▲新鮮な用紙データを必要とする

んで、インストール中

Device20110915230814
▲最新の用紙の最新データをネットで取得

一回用紙データを取得すれば、フライトモードでも使えるのですが、再取得方法が不明です……

Device20110915230849
▲これで使えるようになった

ていうわけなんですけれども、おそらくAndroidアプリにしないで、HTML5のアプリとかにしたらいいんじゃねえかとか思いました。

個人的には、4年ぐらい昔HTML+JavaScriptで印刷見積もりの積算アプリを作ったことがあるのですが、そういうところにこのアプリで持っている紙データをアダプトしたいなあと。つうことは、このアプリのフロントエンドではなくバックエンドにある紙データに自由にアクセスしたいところですよね。

で、このアプリには重大な欠点があって、それは、紙問屋さんの関係上三菱製紙さんの紙を取りにくいってことなのだ!(個人的な都合)

ていうわけで、三菱製紙さんだけじゃあなくてほかの主要製紙メーカーさんが同じ形式で紙のデータを公開して、製紙メーカーを横断して探せるほうがユーザーにとっては良いんですよね。実際、GPNでそれが出来ているわけだから技術的には何ら問題ないんですよねきっと。

とある印刷工場に手伝いに行ったのですが、8色機から「ドレミファインバーター」の音がしていました。ドレミファインバーターというのは、電車の発進時に音階をあげていくような音を伴って加速する電車があるのですが(ポルタメントとはちょっと違う)、それみたいな音。

印刷機だってモーターで胴を回転する必要があり、電車で言う車輪が胴に置き換わったものと見ることができますよね。

そういう意味で、今度せっかくIGASがあるんだし、印刷機メーカーは「わが社の印刷機は『ドレミファインバーター』搭載です」、とかいうと、鉄道マニアが来るかと思ったが来ても意味ないね。

ほかにも、日常生活と印刷現場との共通点という観点からすると、CD-RとCTP(製版機)はまさにその関係で、CD-Rを作っている会社がそのままCTP刷版を作っていたりしました。

また、かつてのCD-Rは焼きこみ途中にデータの準備が間に合わなくなると、バッファアンダーランと言って、レーザーでCD-Rのらせん状に記録しているところが途中で書き込めなくなりエラーになる書き込みミスが生じていて、その後Burn-Proofという、バッファアンダーランが発生したところから続きのデータを書き込みできる技術ができていましたが、それと全く同じく、CTP刷版を円筒に巻きつけて、レーザーでCTP刷版に記録している途中でデータ転送が間に合わなくなると、レーザーの記録を一時止めて、データが到着したら記録を再開するという機能が付いていたのでした。それをスイッチングと言っていて、それが発生すると、ほんの少しの精度の問題なのですが、刷版にすじが発生して僕らを悩ませてくれたのでした。

インキ不足ヤヴァイネタを先日書きましたが、

M.C.P.C.: 混沌とした印刷インキ不足の世界にフォントの救世主が!

さらにニュース出ているみたいです。

インキ使用抑制を新聞協会に要請 印刷インキ工業連合会 :日本経済新聞 [www.nikkei.com]

雑誌や本の発行ピンチ インクも「紙」も品不足 (2/2) : J-CASTニュース [www.j-cast.com]

http://twitter.com/CLCLCL/status/51234765633892352

プロセスインキ「計画停電のご時世電気代かかるUVインキ使っている奴の気が知れない」UVインキ「そういうプロセスインキ自体原材料不足で生産できないじゃないか」→共倒れ

いろいろこまる。

UVインキが原材料的に入手状況がマシっていうのは裏取りしていない。UVインキ取引しているところの人が情報出してくれることを希望。

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