週表示に特化した軽量カレンダーアプリ「Callist Calendar」
Tweet
既にApp Storeから削除されており、入手できません。
iPhoneで使うカレンダーアプリ再考企画の第一回はCallist Calendar。レビュー時のバージョンは1.2.1です。
正直な所、あまり有名なアプリではないと思いますが、なかなかの良アプリ。特に週間表示閲覧は使い勝手が良く、十分にメインのカレンダーアプリとして活躍できると思います。独特のデザインは好みが別れるところですが、個人的には好きです。
向いているタイプ
イベント入力はPCがメインで、iPhoneではサクサク確認したいユーザー向け。
特徴
閲覧画面
年表示
- 左右スワイプ操作で前後の年へ移動
- 日付部分の長押しでイベントの詳細表示(5件)
- いずれかの月をタップすると、該当の月へジャンプ
- イベント追加は不可能
同種のアプリの中でも珍しい年表示。詳細表示は実際にどこを長押ししているのか分かるように拡大表示部があるとはいえ、かなりやりづらいです...あくまでも年間の確認用として使うのがベター。
月表示
- 左右スワイプ操作で前後の月へ移動
- 日付部分の長押しでイベントの詳細表示(5件)
- いずれかの日付をタップすると、その日の表示へジャンプ
- 左に表示されている週番号をタップすると、その週の表示へジャンプ
- 画面右下のボタンからイベント追加
月表示ではイベントの詳細は分からないので、年表示と同様の方法で確認するのみ。同種のアプリではできているだけに、月表示メインの用途では苦しいと思います。
イベント入力画面
入力画面はアプリ独自方式とiOS標準方式を切替可能。独自方式ではテンプレートによる入力にも対応し、ワンタップでテンプレートに記憶することができます。
独自方式は少しクセがありますが、アップデートにより細かい配慮がなされているので、慣れると便利に使えます。
まとめ
多くのカレンダーアプリに比べると、多機能さという面では劣りますが、iPhoneでの用途を考えると必要十分とも言えます。
何よりも移動中や外出先でサクっと予定を確認するという用途においては、かなりコストパフォーマンスに優れたアプリだと感じました。