長野県長野市 川中島 − 市の南部、旧更級郡川中島町の町域である、川中島町上氷鉋(かみひがの)・川中島町今井・川中島町今井原・川中島町原・川中島町御厨(みくりや)・川中島町今里をいう。また広義には、千曲川と犀川に囲まれた平野部一帯を指す。
広義の川中島は、1553年(天文22年)〜1564年(永禄7年)の12年間、合計5回に渡って上杉謙信と武田信玄の間で合戦(川中島の戦い)が行われた地である。なお、川中島古戦場(八幡原史跡公園)は同市小島田町(おしまだまち)にある。
現在では長野市のベッドタウンとして宅地化が進んでいるが、主に地域西部に残る農地では桃(白桃)の栽培が盛んであり、長野市は桃の収穫量で全国5位(6,530t・平成16年)となっている。
地域内で県道77号(旧国道18号)と国道19号長野南バイパスとが十字に交わっており、沿道には大型店が立ち並び、道路の混雑は激しい。一方で通勤などには鉄道・路線バスの利用が多い。