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2011-08-31

今世紀最悪の不必要悪、特許神話を打ち砕く!!〜後編〜

前回のエントリに引き続き、なぜ特許が世の中のためにならないかということについて語ろう。「近日公開予定」などと言っておきながら、更新に一ヶ月もの間が空いてしまった。続編を楽しみにしていた読者の方には大変申し訳ない。

さて、今回のエントリについて結論から先に言うと、「特許が役に立つ」というのは一種の洗脳であるというのが筆者の主張だ。エジソンやワットの逸話を子供の頃から聞かされ、論理的な考察なしに特許が役に立つものだと思い込まされているのである。本エントリを読んでいるあなたがこれまで生きてきた中で、「本当に特許は社会のためになるのか?」ということについて、考え、検証する機会を持ったことはあっただろうか?ほとんどの人にとっては、そのような議論をする機会はなかっただろう。

特許は専門家のためのものではない。我々一般市民の生活に関わる制度である。にもかかわらず、現状は特許は法律家や専門家によって牛耳られている。彼らは特許がなければ職を失うので、口を揃えて「特許は役に立つ」というだろう。だが、それは間違ったプロパガンダである。

 
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