
東北の食品や雑貨を販売する「いいいち ~いいもの、あえる、いち~」が2月28日、仙台駅前の商業施設「アエル」(仙台市青葉区中央1)2階アトリウムで始まった。主催は仙台市産業振興事業団と同施設。
アエル2階アトリウムの「いいいち ~いいもの、あえる、いち~」会場
仙台市産業振興事業団では2016(平成28)年8月にウェブサイト「暮らす仙台」を開設し、仙台・宮城、東北の「よいもの」「よいみせ」「銘品ものがたり」を紹介している。販路開拓支援課の倉田香織さんは「掲載されている企業さまから、暮らす仙台に載っている商品で販売会はできないかという要望があり、初開催に踏み切った」と話す。
fluir、ロル、ゴリラファーム、金華山醸造、栄泉堂、鮮冷、ファーム・ソレイユ東北、ほの香、Koquela、ほまれや、多夢多夢舎中山工房、GuuRe.8(グールハッチィ)、メリーメリークリスマスランド、野郎ワークス(以上宮城)、MOYANE協議会(岩手)、菓子処丸美屋(青森)、アロマ工房月ノ雫(秋田)、保志(福島)、加藤木工(山形)の19店が出店する。
会場では、暮らす仙台の掲載商品をはじめ各企業が一推しの商品を販売。「30~40代の女性やファミリー向けの、手頃な価格帯の商品を取りそろえてもらっている」と倉田さん。菓子、調味料、野菜、弁当、レトルト食品、コーヒーなどの食品や、こけし、手拭い、ポストカード、バッグ、アロマフューザーなどの雑貨をラインアップする。絵付けや染色のワークショップも行う(有料)。
初日には、駅やアエルの利用客、昼休み中の会社員などの姿が多く見られた。販路開拓支援課課長の玉置光好さんは「ウェブに載っている商品はどこで買えるのかという声ももらっていたので、実際に商品を見て、直接出店者と触れ合い話を聞いてもらえたら」と呼びかける。
開催時間は10時~19時(最終日は17時まで)。3月2日まで。