九州地方の「うまかもん（おいしい物）」や工芸品を集めた「大九州展」が2月26日、仙台三越（仙台市青葉区一番町4、TEL 022-225-7111）本館7階ホールで始まった。

会場の様子

　2021年以来4年ぶりの開催となる今回は、肉・水産加工品、漬物、総菜、弁当、おむすび、調味料、スイーツ、酒、茶、工芸品、衣服、アクセサリーなど約50社が出店。イートインメニューも用意する。

　主な出店者は、福岡＝「小倉フルーツ旬菓すず蘭（らん）」「COCO GELATO」「糸島正キ」、佐賀＝「萬坊（まんぼう）」「貴陶」、長崎＝「岩崎本舗」「平戸蔦屋（つたや）」「長崎がまだす堂本舗」、熊本＝「SWISS」「風雅」、大分＝「吉野鶏めし保存会」「開工房」、宮崎＝「Crystal Earth」「ひなたいちご園」、鹿児島＝「Dining萬來（ばんらい）」「岩元精肉店」「鶏炭」「名山玄米生活211」「ガラス工房 弟子丸」、沖縄＝「おきなわ晴家」「具志堅商店」「オキサン」など。

　沖縄そば専門店「今帰仁ウ.ッ.パ.マそば」（沖縄）では、「沖縄そば生麺セット（ソーキと三枚肉）」や「ソーキそば生麺セット」（以上、1人前1,296円）など冷凍の生麺セットを販売。イートインメニューとして、「素そば」（770円）、「アーサそば」（880円）、「沖縄そば（ソーキと三枚肉）」「ソーキそば」「あぶり塩三枚肉そば」（以上990円）も用意する。

　仙台三越営業統括部商品部ライフデザイン美術担当食品催事バイヤーの赤川寛さんは「九州・沖縄のおいしい味と匠（たくみ）の技を紹介している。なかなか触れる機会のない品物のほかグルメも充実している。九州の文化を楽しんでもらえたら」と呼びかける。

　開催時間は10時～19時（最終日は18時まで）。3月3日まで。