米Intelは8月24日、サンフランシスコで開催のIDF(Intel Developer Forum)で、デジタルホームPC用の新プラットフォーム「Viiv」を発表した。
Viivはデュアルコアプロセッサ、チップセット、プラットフォームソフト、有線ネットワーキング機能といった、一連のIntel技術で構成される。モバイル技術「Centrino」の成功に倣い、デジタルホームプラットフォームにも同様のブランド戦略を採用した。
Viivを搭載したデジタルホームPCは、ステレオやDVDプレーヤーのような薄い小型の外観になる。すべてリモコン付きで出荷され、Microsoft Windows Media Center Editionとメディアソフトを搭載。リモコン操作で、音楽をダウンロードしながら映画やゲームを楽むといった使い方ができる。
新プラットフォーム機能の「Intel Quick Resume Technology」では、いったん起動した後はボタン1つでPCを付けたり消したりすることができるようになる。
Viiv技術を採用したエンターテインメントPCは、来年1〜3月期中に各国のメーカーから発売される見通し。
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