第10回[実録] MySQL向け全文検索エンジン「Tritonn」から「mroonga」への移行ガイド(3) 吉田健太郎 2013-09-03 第9回mroongaを広く使ってもらうために大事なこと - mroongaのパッケージング動向の紹介 HAYASHI Kentaro (kenhys) 2013-08-20

はじめに 検索エンジンと聞くと、みなさんは何を思い浮かべるでしょうか? GoogleやYahoo!などの検索ページを思い浮かべる方がほとんどだと思います。近年は、それら企業の努力によって検索エンジンというものが非常に身近になり、私たちの生活に欠かせないものとなりつつあります。 しかし、検索エンジンと一言で言っても、上記のような一般の方々へのUI(ユーザインターフェース)を指す場合もあれば、そのUIの裏側(バックエンド)にあるシステムを指す場合もあります。 本連載では、Google,Yahoo!などを代表とする検索エンジンの裏側のしくみに着目し、検索エンジンというシステムのアーキテクチャやその内部で使われているデータ構造やアルゴリズムを、近年の手法や研究事例などを交えて解説していきたいと思っています。 検索エンジンとは 検索エンジンには、さまざまな種類があります。GoogleのWeb検索のよ
本日2014年8月16日、Googleのブログ検索ページが、404エラー(Page Not Found = 見つかりません)になっていました。 かつて、Google「ブログ検索」は、「ウェブ」「画像」「動画」「ニュース」「ショッピング」「地図」などと並ぶ、Googleの主要検索サービスのひとつでした。それが今年2014年2月上旬、Googleのトップページからそのリンクが消え、Googleのサービス一覧の中に、ひっそりと位置する程度に格下げされていたのです。 http://www.google.co.jp/blogsearch ■関連記事 → Googleブログ検索がトップからなくなった。サービスはまだ生きてます。 あれから約6ヶ月たった現在、遂には「ブログ検索」のページや機能が消滅し、突然終了するかたちで無言のまま消え去ってしまいました。 ブログと一般サイトの垣根が無くなっているのが原因
前回のエントリに書いたように、1年半ほどをかけて、独学で特許の全文検索サービスを開発しました。 PatentField | 無料特許検索 最初は、MySQLを使ったこともない状態だったこともあり、かなり紆余曲折しました。Groonga開発チームの懇切な対応もあって、専用サーバ1台で最大で1千万レコード超、400GiB以上のサイズのテキストデータを高速に検索できるようになりました。 今後、何回かにわけて、Mroonga(Groonga)を使って全文検索Webサービスを作ったときにはまったこと、学んだことを全て書き出したいと思います。 全文検索エンジンMroongaとは? Mroongaは全文検索エンジンであるGroongaをベースとしたMySQL用のストレージエンジンです。Mroongaは、MySQLが使える人であれば、簡単に高速な全文検索機能が使えます。MariaDB10.0系にもバンドル
LuceneベースのNoSQL全文検索サーバ、elasticsearchはログ解析の収集先として取り上げられることが多いですが、優れたNoSQL全文検索サーバでもあります。 日本でも2013年末頃から続々とブログ記事や利用事例が増えている注目の技術でもあります。 今回は、その中で全文検索サーバとしての切り口で分かりやすく解説された6つの記事を紹介します。 (追記)Hello! Elasticsearch. — Medium ナレッジワークス株式会社のKunihiko Kidoさんによるとても分かりやすい記事です。 https://medium.com/hello-elasticsearch 2014年4月に入ってから怒濤の勢いでこれらのステキな記事が追加されています。 Elasticsearch Features — 主にシステムを中心とした特徴まとめ Elasticsearch Quic
クックパッド、グリー、ぐるなび、CROOZは検索技術を どう使っているのか 有限会社オングス 杉山貴章 2012/2/9 2012年1月26日、CROOZ主催の勉強会「モーショノロジー2012 #1」が開催された。今回のテーマは「全文検索」。検索技術の開発や活用に携わる6名の発表者によって、検索エンジンの実装やプロダクトの活用事例などが紹介された。 全文検索の歴史とgroongaの索引構築の実装 ソーシャル連携などに広がるECサイトでの全文検索 KVSの膨大なKeyを見つけるための全文検索 groongaのRuby実装「rroonga」による検索サービス モバイルに欠かせない位置情報検索で使うgroonga レシピ検索のプロトタイピングにApache Solrを使う そもそも、「モーショノロジー」って何? そもそも、「モーショノロジー」とは何だろうか。総合司会を務めたCROOZの小俣泰明氏
(2013/11/08: 補足を書きました。Googleのヒット件数について(続き)) 「Googleの検索件数は当てにならない」と言うと、多くの人は「何をいまさら」という反応かもしれません。 当てにならないことぐらいわかってるよ、と。 でも、「当てにならない」でイメージするものがどの程度かは人によって違うと思います。 結果が2倍ぐらい違ったりする、程度に思っている人もいるかもしれません。 しかし、実際はそんなレベルでの話ではありません。 「本当は50件なのに500,000件と返ってくる」ようなことも珍しくありません。 たとえば、ツイッターで見たネタなのですが、"無い内定式" というキーワードで検索してみます。 267,000件。 多いですね。 ここで、10ページ目をクリックすると、次のようになります。 「59 件中 6 ページ目」*1 一気に4桁も減ってしまいました。 どちらが本当の数字
ニューイングランドの検索エンジンマーケティング組織SEMNEは先週、Googleのウェブクローラ担当製品マネージャであるDan Crow氏のゲスト講演というすばらしい機会を得た。Danの講演は数年前に一度だけ参加したことがあるけど、そのときはあまりに秘密主義なのがショックだった。ありがたいことにGoogleは、そしてどうやらDan自身も、それからずいぶん変わったみたいだ。Danはすばらしい情報をSEMNEのグループに披露していて、Jill Whalen氏のブログ記事(Googleに迫る)のおかげで、僕らもそれを共有できる。 またDanは、多くの人が知らないようなヒントを教えてくれた。「nosnippet」タグを使うと、Googleの検索結果で自分のページのスニペットを非表示にできる。それに、「noarchive」タグを使えば、Googleに自分のページのキャッシュを表示させないようにできる
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