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『野武士のグルメ』感想 / 平日の昼からビールを飲むことほど楽しく、重い罪悪感を持つものはない - 日々のこと
平日休みに罪悪感とともに味わう昼ビールほどおいしいものはない。 窓からはのんびりとした日差しがさし... 平日休みに罪悪感とともに味わう昼ビールほどおいしいものはない。 窓からはのんびりとした日差しがさしこんでいて、遠くでから子供達の遊ぶ声が聞こえる。昼ドラなんかをながめながら、ゴクリゴクリと冷たいビールを喉に流し込む。 世間ではまだまだ仕事だというのに、自分はもう好き勝手やらせてもらっちゃいますよ!と、妙にウキウキしながら焼きそばをつついてみちゃったりして。 「野武士のグルメ」は定年退職したサラリーマン、いわば浪人であるオヤジ「香住武」が主人公の漫画。原作は久住昌之、作画は土山しげる。 自由気ままに行きたいところへ行って、食べたいものを食べる。なんともうらやましい生活だ。 一人で外食をするマンガに、同じ原作者の「孤独のグルメ」がある。似たような話なのかと思いきや、受ける印象はまったく違ったものだった。それは、 アルコールが「解禁」されているというだけではない。 料理に対する枯れた感想が、なん
2014/07/22 リンク