ソフトバンクは2月2日、2010年3月期第3四半期の決算を発表した。2009年4月から12月の累計売上高は前年同期比3.2%増の2兆453億円、営業利益は前年同期比33.4%増の3663億円を記録し、増収増益だった。決算説明会に登壇した代表取締役社長の孫正義氏は、同じ携帯電話事業を営むNTTドコモやKDDIが同じ第3四半期に減収減益決算と比較し、好調ぶりをアピールした。 今回の決算では、9つの「過去最高」を達成した。経常利益、当期純利益、フリーキャッシュフロー、移動体通信事業の営業利益が、いずれも1995年3月期以降で初めて過去最高を達成。またEBITDAやヤフー等営業利益が6期連続で、連結営業利益が5期連続で、固定事業の営業利益が4期連続で、そして営業キャッシュフローが2期連続で過去最高を更新した。これにともない、純有利子負債は2008年12月末から約3700億円減少。ソフトバンクモバイ
