人気ゲームソフト「ドラゴンクエスト」の最新作をファイル共有ソフト「Share(シェア)」を使ってインターネット上に流出させたとして、千葉県警生活経済課などは30日、著作権法違反の疑いで神奈川県茅ケ崎市のアルバイト奥谷俊介容疑者(23)を逮捕し、発表した。容疑を認めているという。 捜査関係者によると、奥谷容疑者は7月14日から15日にかけて、自宅パソコンから同月11日に発売された「ドラゴンクエスト9 星空の守り人」を、ネット上に流出させ、同ソフトの制作会社「スクウェア・エニックス」(東京都渋谷区)の著作権を侵した疑いが持たれている。28日に愛知県豊明市の会社員(30)も同じ容疑で逮捕していた。2人に面識はないという。 同ソフトはシリーズ最新作で、エニックスによると、約400万本が出荷されている。