Linuxの最新動向が知りたい方にとって、Ottawa Linux Symposiumは絶好の機会である。先日開催された第9回Ottawa Linux Symposiumの様子をお届けしよう。 第9回Ottawa Linux Symposium(OLS)の初日は、Linux Weekly Newsのジョナサン・コルベ氏による今や恒例となったLinux Kernel Reportで始まり、来るべき自社製品のハードウェアプロトタイプを展示したIntel主催のレセプションで終わった。 Kernel Report 開幕基調講演は、Linuxが誕生した1991年以来のカーネル・リリース・サイクルを示しつつLinuxの歴史をごく簡単に振り返ることから始まった。コルベ氏によると、カーネルの重要なリリースは当初2年に1回の割合だったが、ここ数年は2カ月に1回と高頻度化した。毎回がメジャーリリースになり、今
