フィンランドDigiaは12月19日、クロスプラットフォームのアプリケーション/UI開発フレームワーク「Qt 5」をリリースした。2005年以来のメジャーアップデートとなり、フレームワーク全体に渡るブラッシュアップや将来を見据えた改良など多くの改善点が含まれている。 QtはC++で実装されたオープンソースのアプリケーション/UI開発フレームワーク。WindowsやMac OS X、Linuxなどさまざまなプラットフォームをサポートし、開発者ではないデザイナ向けのコラボレーション機能も備える。商用ライセンスおよびLGPL/GPLというデュアルライセンスモデルで提供されており、当初はTrolltechの下で開発が進められていたが、その後NokiaによるTrolltechの買収やNokiaの戦略変更などにより、現在はフィンランドDigiaがQtの商業ライセンス事業を行っている。 Qt 5.0はM
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