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米国で電子書籍の法定納本が開始される 関西館電子図書館課・渡部淳(わたなべじゅん) 2020年12月14日,米国において,著作権登録に関する規則(PART 202, Title 37, Code of Federal Regulations)の改正により,オンラインのみで出版された電子書籍(electronic-only books)が法定納本の対象となる最終規則(final rule)が発効した。この最終規則の要点を紹介したい。 米国著作権法第407条では,米国内で発行された著作物の著作権者または排他的発行権者は,発行日後3か月以内に,最良版(best edition)の完全なコピー(complete copy)2部を米国議会図書館(LC)に納入しなければならないと定めている。当初,電子出版物はこの規定の対象外であったが,2010年2月24日,オンラインのみで出版された電子出版物のうち電
電子図書館(電子書籍サービス)導入図書館(2024年07月01日) 自治体の公共図書館における「電子書籍サービス」を導入している図書館となります。(電子出版制作・流通協議会 電子図書館・コンテンツ教育利用部会まとめ) 2024年07月01日現在の電子図書館(電子書籍サービス)実施数 (前回2024年04月01日との比較) ・実施自治体 566自治体(+15) ・電子図書館 446電子図書館(+8) 【資料1】公共図書館電子図書館集計 【資料1】公共図書館電子図書館集計(2024/07/01版) Electronic_Library_20240701.pdf 電子図書館(電子書籍サービス)実施図書館 公共図書館電子図書館(電子書籍サービス)導入館の個別情報・都道府県別導入集計資料はダウンロード資料をご利用ください。 2024年07月01日現在 【資料2】公共図書館電子図書館自治体別導入館資料
2020年8月18日、株式会社インプレスのシンクタンク部門であるインプレス総合研究所は、『電子書籍ビジネス調査報告書2020』を2020年8月21日に刊行することを発表しました。 ニュースリリースでは調査結果の一部が公表されており、2019年度の電子書籍市場規模は前年比22.9%増の3,473億円、電子雑誌市場規模は前年比6.4%減の277億円との推計値が紹介されています。また、電子書籍と電子雑誌と合わせた電子出版市場は、2024年度には5,669億円程度に拡大するという予測も示されています。 2019年度の市場規模は3473億円、2年連続の20%超の成長 ~電子書籍に関する調査結果2020~(インプレス総合研究所, 2020/8/18) https://research.impress.co.jp/topics/list/ebook/612 参考: インプレス総合研究所、2018年度の日
オーストラリアの公共図書館は電子書籍をどう選んでいるか 関西館図書館協力課・小篠景子(おざさけいこ) 2020年3月,オーストラリア・メルボルン大学の准教授ギブリン(Rebecca Giblin)氏らにより,調査報告書“Driven By Demand: Public Library Perspectives on the Elending Market”が公開された。本稿では,この報告書の内容を紹介する。 ●調査の概要 本報告書の元となった調査は,公共図書館(以下「図書館」)における電子書籍貸出の法的・社会的力学や,貸出に関する規制が図書館の使命に及ぼす影響を調べるeLending Projectの一環として行われた。調査目的は,オーストラリアの図書館がどのように電子書籍のアクセス権購入を決定しているか,また出版者による価格やライセンス条項の設定が電子書籍の選定にどのような影響を与えてい
* 『さあ、見張りを立てよ』(Go set a Watchman, 2015)はハーパー・リー著『アラバマ物語』(To kill a mockingbird, 1960)の20年後を舞台とした物語作品。この新作に関連して『アラバマ物語』も注目されたと思われる。『本泥棒』(The book thief, 2007)・『ペーパータウン』(Paper towns, 2010)・『グレイ』(Grey: fifty shades of Grey, 2011)は2015年に公開された映画の原作。 注:ベイカー&テイラー社(取次会社。主に公共図書館が取引先)、イングラム社(取次会社)、バーンズ&ノーブル社(大手書店チェーン)、3M社(化学・電気素材企業。事業の一環として図書館向け電子書籍サービスを提供) 電子書籍の図書館向け価格と一般消費者向け価格の差がはたして妥当なのか、どうか。また、異なる事業者なの
CA1968 – 映画評『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』 / 江上敏哲, 谷口正樹, 門林岳史 欧州の図書館と電子書籍-従来の公共図書館よ、安らかに眠れ? ボーンマス大学知的財産権政策・管理センター:ベンジャミン・ワイト 獨協大学経済学部:井上靖代(いのうえやすよ)(翻訳) The Original (Written in English) 図書館における電子書籍事情は、欧州においては難題であり続けている。若者にとって電子書籍は常に自然な書籍環境であり続けてきたが、比較的新しい現象であることは覚えておく価値がある。電子書籍は、1994年にインターネットが公に採用されてから数年以内に、科学分野の出版社と研究図書館の間で利用可能になり始めた。例えば、ElsevierのScience Directは1997年に発売された(1)。しかしながら、消費者を対象とした電子書籍はそれから10年
米国図書館界とマクミラン社との電子書籍をめぐる攻防戦 獨協大学経済学部・井上靖代(いのうえやすよ) ALA元会長フェルドマン(Sari Feldman)によると,米国出版社の中のいわゆるビッグ5と呼ばれる大手出版社の1社であるマクミラン(Macmillan)社が2019年11月から,その電子書籍の図書館への販売方法を変更した。 奉仕人口数を配慮せず一律に図書館(システム)ごとに1タイトルにつき1部,ただし,平均30ドルに価格を下げて販売するという。たとえ奉仕人口が多いニューヨーク公共図書館でも,人口5,000人の町の図書館でも,同じように1タイトル1部ずつ販売する。8週間たてば追加を2年契約,平均60ドルで購入できるとする。この表明は2019年7月付で著者や画家,出版エージェント向けに発信された。ハードカバーでもニューヨーク・タイムズの推薦リストに掲載されれば予約が瞬く間に増え,何百冊と購
先月の終わりに、電子出版ビジネスの草分け的存在であるイーストの下川和男さんから、古くなったり壊れたりして使えなくなった電子書籍端末を肴に語り合う会、名付けて「昔の読書端末放出放談会」にお誘いいただいた。 ちょうど「マガジン航」で西牟田靖さんが、亡くなられたノンフィクション作家の蔵書の形見分けについての記事を書いてくれた直後だったこともあり、「紙の本」と「電子の本(こちらは端末のみで中身は読めないのだが)」それぞれの最後の身の処し方について考える機会になると思い、参加した。 この会に持ち込まれた端末は、どれも基本的に動かないジャンク品である。アマゾンのKindle DX(初期の大画面タイプ)やバーンズ・アンド・ノーブルのNook(やはり初期型)、ソニーのReader(北米版のやはり初期型)といった比較的有名なものから、オランダのiRex Technologies(バーンズ・アンド・ノーブルに
2018年6月10日、『世界の出版情報調査総覧』のサイトで、図書館向け電子書籍及び欧文電子ジャーナル提供サービス間のタイトル重複状況を示した図が公開されています。 次の3通りの組合せにおける重複タイトル数が示されたものです。 (1)公共図書館・大学図書館向け電子書籍提供サービス4種 OverDrive、LibrariE、Maruzen eBook Library、EBSCO eBooks (2)医学図書館向け電子書籍提供サービス4種 Maruzen eBook Library、EBSCO eBooks、医書.jp、Medical*Online (3)欧文電子ジャーナル提供サービス3種 ProQuest Central、Academic Search Complete、Academic OneFile 図書館向け電子書籍・ジャーナル サービスの重複具合(世界の出版情報調査総覧, 2018/6
We offer authors the option to publish their books and chapters open access – making your research freely available to anyone with internet access! We offer authors the option to publish open access books and chapters in a wide range of areas within science, technology and medicine (STM) and within the humanities and social sciences (HSS). Open access allows unrestricted online access to your eboo
1ヶ月の閲覧数は、紀伊國屋書店のKinoDenだけで1,600件を超えており、大学図書館の告知活動が非常に奏功していると言えそうだ。 ランキングの2位から5位までを占めた新曜社の中山氏は、「関西大学図書館様での電子書籍試読にて、弊社書籍が上位10点のうち4点含まれていたと聞いて、担当者一同、喜んでおります。その一因として、どんな内容か見てみないと分からない「書名」があるのではないか、と思いました。同時に、これは紙の本の需要も喚起していくのではないか、という予想、願望も込めて、今後アイテム数を増やしていくよう努めてまいります。」とコメントしている。 日本の学術書・教養書の電子版が大学に本格的に普及していくのはまさにこれからであり、関西大学の「enjoy ebook everyday」の取り組みには今後も注目していきたい。 (紀伊國屋書店 電子書籍営業部 今井)
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