中国の深センに本拠を置く「Anker」は過去3年の間、アマゾンのポータブル充電器カテゴリで売れ行きナンバーワンを記録している。しかし、同社の創業者であるSteven Yangの夢は、バッテリーに限らずあらゆるカテゴリでトップの製品を送り出すことだ。 Ankerは今年、ニューヨークにオフィスを開設しオーディオ製品のブランド「SoundCore」のマーケティングを加速させている。SoundCoreはブルートゥーススピーカーの定番商品となったが、非常に軽量なノイズキャンセリング対応のヘッドフォン「Space NC」や、360度サウンドが楽しめるポータブルスピーカーの「Flare」といった製品も、低価格ながら非常に高いクオリティを誇っている。 「いい音を楽しみたいならば、値段は高くて当然といった認識がオーディオ分野にはあったが、Ankerはそれを変えていきたい」とYangは話す。 Ankerはオー
