中国最大手の検索サイト「Baidu.com」の日本語版「Baidu.jp」が1月23日、正式スタートした。 Baidu.jpは昨年3月にβ版を公開し、Web検索や画像、動画検索サービスを提供してきた。同日新たにブログ検索を追加したほか、トップページを日本独自デザインにリニューアル。話題の動画や画像をピックアップして紹介したり、検索キーワードランキングを表示する。「流行を気にするユーザーが多いという日本の特徴に合わせたデザイン」と、日本法人・百度の舛田淳取締役は言う。 中国では「後発だがナンバーワン」 Baidu.comは海外進出第1弾として06年に日本法人を設立した。Yahoo!JAPANとGoogleで検索シェア8割を占める日本市場にあえて参入した理由を、舛田取締役はこう説明する。 「もっと楽なエリアに進出すれば良いのにと言われることもあるが、日本は経済大国で、安定した高速ネットワークも
