客席後方、スクリーンに向かって左側のドアが開き、差し込む真っ白な光。 主題歌、FLOWバージョンの「CHA-LA HEAD-CHA-LA」ととともに、まずは真っ赤なジャケットの野沢雅子が現れた。 「うおおおーっ」 興奮する満員の観客。17年ぶりの悟空の登場だ。 つづいて山寺宏一(破壊神ビルス)が、佐藤正治(亀仙人)が、堀川りょう(ベジータ)が、古川登志夫(ピッコロ)が、そしてゲスト声優の中川翔子(予言魚)、細田雅弘監督。 観客たちの歓声と握手をもとめる腕の波をかき分け、時に笑顔で応えながら、ステージに向かって進んでいく伝説のアニメの声優たち。 「鳥肌が止みません!」と司会のフジテレビアナウンサー松尾翠。 2013年3月30日、東京有楽町丸の内東映1「ドラゴンボールZ神と神」初日舞台挨拶は、まさに神々の登場で幕をあけた。 「しょこたんは、ベジータ好きで知られてますけど、いま隣に立って、どうで
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