この記事では、MSX SCREEN2のグラフィックを例に、8bitのレトロゲーム機に代表される2DCGの、「制約がある背景画」となる静止画のドット絵を描く為の工夫や、個人的に考えている事をまとめてみました。 ドット絵を描くソフトは、汎用ピクセルエディターの「Aseprite」を使用します。 MSX SCREEN2 のグラフィックの制約 MSXという8bitホビーパソコンの、「SCREEN2(画面モード2)」 という表示形式で採用されている背景描画には、次のような制約があります。 解像度:256x192ピクセル 15色パレット、最大同時発色15色 8x1ピクセルに最大2色 「8x1ピクセルに最大2色」とは、キャンバス全体をを横8、縦1ピクセルのグリッドで区切り、そのそれぞれのマス目の中で、色数を2色以内に収める事を意味します。 横より縦の色数制限が少ないという事になります。 今回は、Asep
