みなさん、今年の2月末にGoogleが発表したgRPCをご存知でしょうか?gRPCとは、こちらも今年の5月にRFCとして公開されたばかりのHTTP/2を標準でサポートした新しいRPCフレームワークであり、効率的で拡張性の高いAPIや最近流行のマイクロサービスの作成をサポートします。本記事では、Goでのサンプルアプリケーションの作成を通してこのgRPCの通信を試してみようと思います。 gRPCの概要 図1.gRPCの全体像(http://www.grpc.io/docs/より転載) gRPCのサーバーとクライアントはお互いに様々な環境(Google内部のサーバーから、各自のデスクトップ環境まで)で通信でき、gRPCがサポートしている言語(C++, Java, Go, Python, Ruby, Node.js, Android Java, C#, Objective-C, PHP)で書くこと
