「有隣堂しか知らない」様々な世界を、スタッフが愛をこめてお伝えするチャンネルです。創業114年の老舗書店独自の世界観を、ぜひ楽しみながらご覧ください。きっと皆さんの役に立つ情報があるはずです。■有隣堂創業114年。神奈川・東京・千葉・兵庫で約40店舗を運営する書店です。お近くにお越しの際はぜひ、お店にもお立ち寄り...
モリナガ @morinagayoh イラストレーター・絵本作家。早大教育学部卒業(地理歴史)漫画研究会在籍。著書は『築地市場 絵でみる魚市場の一日』(第63回産経児童出版文化賞・大賞)『図解絵本 東京スカイツリー』『らんらん ランドセル』など多数。新しい学校のリーダーズ青春部員。 リンク note(ノート) ロイド産業はいずこへ 今では売れないインキ消し|たちこぎライダー|note ストレス解消に、いわゆる「フリマ」サイトで、数百円のモノを買うということを始めた。ストレスの規模も、解消のすべもスケールも小さい。 ……が、楽しい。 はじめは何かをコレクションしようと考えたが、ひとつ(1種類)のモノにこだわる性格ではないし、いつかレアで高価なモノと出会ったとき苦しみそうな気がした。それを乗り越えられる人を「コレクター」と呼ぶのだろう。 そこで、思いついたワードで検索して、個性的なモノや、そもそ
≪前編はこちら 一枚の絵というより、一遍のストーリーを思わせるキム・ジョンギさんのライブドローイング作品。後編では、その制作プロセス、愛用の画材に話は進んでいく。 圧巻のキムさんによるライブ・ドローイング ■ 印象的なところから描きはじめる 一人一人の人物が表情豊かに描かれているキムさんのライブドローイング作品。一体どのようなプロセスで描いているのだろうか。 世界中から注目を集めるドローイング・アーティスト キム・ジョンギ氏 「描きはじめようと思ったら、頭の中でこれから描いていくもののイメージをどんどん集めていきます。その中には自分が経験した記憶もあります。たとえばニオイなどの記憶もたぐり寄せていきます。そして、頭の中の想像のイメージもミックスしていきます」 キムさんが描く時にこだわっているのは、自分が見たものの中で特に印象的だったものから描きはじめること。そして、もうひとつは俯瞰視点で状
≫後編はこちら 今、世界各国から注目を集めている一人のアーティストがいる。その名もキム・ジョンギ(金政基、Kim Jung Gi)さん。下描きを一切行わず、ひとつのパーツから描きはじめ、次々に描き連ね、壮大な世界観をぺんてる筆一本で生み出していく。さながら「現代版の絵巻物」のようである。その制作工程をYouTubeに公開し多くの人たちを魅了し続けている。2017年6月に新宿 紀伊國屋書店でのサイン会をはじめ様々なイベントに参加するため来日されたキムさんにインタビューをさせて頂いた。前編では、プロのアーティストになるまでの紆余曲折ストーリー、後編では独自の創作スタイルについてお話しを伺った。 キム・ジョンギさんの凄さがよくわかるライブ・ドローイング動画 6月に東京新宿の紀伊國屋書店で開催されたサイン会。たくさん詰めかけたファンの一人一人に丁寧にドローイングされていた。 ■ 漫画家になることを
ぺんてるは描画材をはじめ、様々な筆記具を製造している。しかし、ぺんてるが筆屋からその歴史をスタートさせたということはあまり知られていない。そのDNAを受け継ぎ、現在も売れ続けているのが、「ぺんてる筆(1976 年発売)」だ。 今や日本人にとって筆ペンは年賀状や祝儀袋などに書く際、なくてはならない存在だ。 実は、私たちが普段使っている合成繊維を使った毛筆タイプの筆ペンを世界ではじめて作り出したのは、何を隠そうぺんてるなのである。 今回、ぺんてる茨城工場で「ぺんてる筆」の製造開発のトップを務めているぺんてる中央研究所開発部第2開発室の大橋京弥さん、小倉和人さんにお話を伺った。 ぺんてる中央研究所開発部第2開発室の大橋京弥さん 大橋さんと共に筆ペンづくりを行っている ぺんてる中央研究所 開発部第 2 開発室 小倉和人さん ■世界で唯一「ナイロン毛」を使用している「ぺんてる筆」 開発のきっかけは、
■Kさんがぺんてる「ノックル」を愛用する理由 「ツクモeX.」のホワイトボード職人Kさん 「ふだん、こんな感じで描いているんです。」 そう言って、ホワイトボードをテーブルに置いて、慣れた手つきで「ノックル」を手に描きはじめた。 店では、担当売り場のレジでお客さんがいない時を見計らって描いているという。一枚のPOPを仕上げるのにかかる時間はおよそ20分〜1時間。お客さんが来れば描くのを中断して接客をする。いつも接客の合間に描いているせいだろうか、描いている途中に私が色々と話しかけてもそれにちゃんと応えつつ、ノックルを走らせるスピードは全く変わらなかった。 POPを描く時は、頭の中で大体の構想を練って、ホワイトボードに向かうと迷いなく「ノックル」を走らせるという。 描きこみが進んでいくと、Kさんは小指をボードの上に器用に立てて、描かれたところに触れないようにしてペンを走らせていた。 これは描い
平日でもたくさんの人で賑わう秋葉原。 「アキバ」の名で、今や世界的にも有名な街だ。取材で訪ねた日もアジア、欧米といった世界各国の人たちが首からカメラを提げて歩いている姿があちこちで見られた。その中央通りに店を構えるPCパーツの専門店「ツクモeX.」。ゲームやCG製作、動画編集のためのハイスペックPCを自作する人のための各種パーツが豊富に揃っている。 秋葉原中央通りに店を構える「ツクモeX.」 ツクモeX.の店員であるKさんが描くPOPがお客さんの間で話題になっている。KさんのPOPはちょっと変わっていて、ホワイトボードに描かれているのだ。 「ツクモeX.」の店員として働くKさん Kさんが愛用している、ぺんてるのホワイトボードマーカー「ノックル」 Kさんが描いたホワイトボードPOPは、店舗の入り口に掲示され 街行く多くの人たちの注目を集めている。 ■秋葉原では、ホワイトボードPOP文化がある
≪前編はこちら 「うしおととら」、「からくりサーカス」、「月光条例」をはじめ現在も「双亡亭壊すべし」の週刊連載をされるなど、精力的に描き続けている漫画家 藤田和日郎さん。前編では、日頃の漫画制作で手にされる道具について、そして、藤田さんの創作に欠かせない修正液の使い方などについてお話を伺った。 後編では、それ以外の藤田さん流の創作筆記具についてお話を進めたい。 ■師匠から教わった筆ペン これも漫画制作に欠かせないと見せてくれたのは、「ぺんてる筆」。特に顔料インクタイプは必須だという。藤田さんが漫画家のあさりよしとお氏のアシスタントを務めていた時代、その影響でご自分でも使うようになった筆記具だ。 あさり先生は、この顔料「ぺんてる筆」が「ベタ」を一番むらなく塗れると絶賛していたという。「ベタ」とは真っ黒に塗り込んでいくこと。「うしおととら」では、「ベタ」が多い作品だったので、藤田さんにとっても
後編はこちら≫ 「うしおととら」、「からくりサーカス」、「月光条例」などの代表作を次々に世に送り出し、現在も最新作「双亡亭壊すべし」を少年サンデーに週刊連載をしている漫画家、藤田和日郎さん。およそ30年という長きにわたり、第一線で漫画を描き続けている。 週刊連載の1話分が終わったばかりのとある日曜日、藤田さんの仕事場にお邪魔した。藤田さんの創作スタイルはとても個性的だ。ペンだけでなく事務用の修正液や割り箸なども駆使し描かれている。今回、藤田さん独特の世界観を作り出すために大いに活躍している数々の筆記具、そして創作スタイルについてお話を伺ってきた。 現在、「少年サンデー」に週間連載中の「双亡亭壊すべし」 ■活躍しているのはアナログ筆記具開口一番「私はパソコンを漫画制作に一切使っていません」そう語るように、仕事場をグルリと見回してみても机の上にはパソコンやデジタルツールの類はひとつもない。ある
ぺんてる株式会社が2月16日に発売したオレンズネロ。オレンズネロはシャープペンシルというジャンルでは、破格の値段ともいえる3,000円。シャープペンシルのフラッグシップモデルです。 しかしながら、発売以降予想をはるかに超えた売上となっており、発売後1か月経った今となっても、要するに需要に供給がまったく追いついていない状況です。一部ECサイトではプレミア価格となっており、実店舗でも入荷するとすぐになくなってしまうほどの人気です。 さて、そのオレンズネロ。まずはどういう商品なのかをご説明しましょう。オレンズネロはひと言でいうと1回シャープペンシルをノックしたら、芯がなくなるまでずっと書き続けることができる「自動芯出し機構」を持ったシャープペンシルです。ぺんてるのオレンズネロのテストでは、太宰治の「走れメロス」を最初から最後まで書き写すことができたそうです。もちろん「オレンズ」の名前からもわかる
実用性が高いおすすめ文房具文房具が好きなので、これまで使ってきたものから実用的で他の人にもオススメできる文房具をまとめてみた! ペントネ ペンケースに収まってぐちゃぐちゃになることもない…こんな付箋がほしかった! 一見「なんだこりゃ?」と思ってしまうような見た目だが、なんとペントネは付箋である! トイレットペーパーのようにロールされた付箋が筒状の細長い入れ物に収まっているのだ。 巻かれた付箋をこれまたトイレットペーパーのように引っ張り、必要な長さを切り取ればOK! 付箋には折れ目が入っていて綺麗に切り離すことができる。 切り取り用の折れ目を活かして、こんなふうにインデックスみたいにすることもできる。 ペントネの何が良いかといえば、やはりペンケースに入れてもぐちゃぐちゃにならないところだろう。私は持ち歩く文房具を一つのペンケースに収めたくて仕方のない人間なのだが、ペンケースに付箋を入れておく
小学6年生が夏休みの宿題で作るも、クオリティーの高さから書籍化が決定した「文房具図鑑」の先行予約受付が始まりました。価格は宿題時の3兆円(税別)から約99.99999995%オフの1620円(税込)! 驚きのプライスダウンです。 表紙(仮)もできました 文房具図鑑は、山本健太郎くん(小6)が夏休みの自由研究として、お気に入りの文房具を手描きの文とイラストで解説したもの。ページ数は100ページ超に及び、掲載アイテムは168個というガチな代物です。 内容 熱量が大変なことに 完成後に山本くんが近所の文房具店(たんたん)に見せに行ったところ、「お店の人」「文房具ライター」「Webメディア」「テレビ番組」「出版社」へと衝撃が伝わり、書籍化が決定。発行元のいろは出版も専用受付ページを設けるなど気合が入っています。 一般的な発売日は3月25日ですが、同ページから予約すると3月20日ごろにゲットできます
作っているのは小さな印刷所 特許は取ったけど売り上げは… 軽い気持ちでつぶやいた 東京都北区の小さな印刷所が手作りしている「方眼ノート」。元日に、ある女子専門学校生がツイッターでつぶやいたことで、注文が殺到しています。「うちのおじいちゃんのノート、費用がないから宣伝できないみたい。Twitterの力を借りる」。特許をとって製品化したものの数千冊の在庫を抱えていたノートに、一気に注文が入り始めました。「まさか、こんなことになるなんて」。町のアナログな印刷所の優れた技術が、デジタルを通じて世に広まるまでには、小さな「偶然」の積み重ねがありました。 作っているのは小さな印刷所 方眼ノートを作成しているのは、家族4人で営んでいる「中村印刷所」。事務所には活版時代の活字や、長年使い続けて年季の入った印刷機などが並んでいます。 印刷業に関しては新規開拓はせずに、これまでの取引先との受注生産がメイン。そ
ホットプレート BALMUDA The Plate Pro(バルミューダ ザ・プレート プロ) 角型 ヒーター式 クラッドプレート 4段階温度調節 ステンレスホットプレート ブラック K10A-BK
万年筆とサインペンの特性を兼ね備えたペン「トラディオ・プラマン」は、1本で太くも細くも書き分けが可能で表情豊か。年賀状や寒中見舞いを書くのにお勧めだ。 「PCだ」「ペーパーレスだ」と言っても、紙に何かを書かない日はない。紙と筆記具の相性というのは大切で、書き出しからスムーズにすべり出してくれないと、書く気が萎える。 ぺんてるの「トラディオ・プラマン」は、万年筆とサインペンの特性を兼ね備えたペン。筆跡は万年筆、メンテナンス不要の気楽さはサインペンである。そのしなやかさにとりこになる人も多い。基本的にカートリッジを交換する際にペン先も含めて交換するので、1本を使い切ると書き味はリセットされる。 書き始めは割と硬いが、そのうちになじんで、やや太い筆跡になる。とくに筆圧の高い私の場合は、使い始めよりもほどよくなじんだ頃のほうが使い勝手がいい。まるでペン先を育てているかのような感覚も、どこか万年筆に
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