社団法人日本インターネットプロバイダー協会(JAIPA)が、「帯域制御の運用基準に関するガイドライン(案)」について意見募集を開始した(JAIPAのプレスリリース)。 このガイドラインは、/.Jの記事 「ISPによる帯域制御の運用基準に関するガイドラインが策定へ」 でも話題になったもので、一部のヘビーユーザが帯域を占有し通信品質が下がるなどの問題を解決するため、アプリごとやユーザごとに、ISPが帯域制限を行う時の運用基準を示したものだ。 JAIPAはISP 280社について調査を行い、「パケットのヘッダ情報やペイロードの情報を分析してP2P ファイル交換ソフト等のアプリケーションの種類やユーザを識別する方法を用いる事業者が増えて」いると現状を概観した上で、無断でパケットを分析するような行為は、通信の秘密を侵害するものであると断じており、帯域規制を行う場合は、利用者から「『個別』かつ『明確』