JavaScriptでは、ほかの言語を扱う時に比べて、エンコーディングでトラブルに巻き込まれることはほとんどありません。ブラウザがサーバのヘッダとHTMLを利用してしっかりと文字コードを認識してくれるので、普通にJavaScriptを作っていれば自動的に適切なエンコーディングに設定されます。しかし、時にはencodingのトラブルが発生するのは避けられません。今回はそんなときのテクニックの紹介です。 一番トラブルで多いのが、HTMLのエンコーディングとJSファイルのエンコーディングが違うために文字化けを起こしてしまうことです。HTMLがSJIS、JSがUTF-8で、JSの中の日本語の文字列が化けてしまうというのはありがちです。普通はJSのエンコーディングをHTMLにあわせて万事解決なんですが、事情によりそれが出来ないことが多々あります。たとえば複数のHTMLからそのJSを読んでいて、なぜか