(CNN) イスラエルのガラント国防相は26日、同国が7方面から攻撃を受けており、「多面戦争状態」にあるとの見方を示した。 ガラント氏はイスラエル議会の外交防衛委員会で、長い戦いが待ち受けていると警告。「イスラエルは多面戦争状態にある。パレスチナ自治区ガザ地区、レバノン、シリア、ユダヤ・サマリア地区、イラク、イエメン、イランの計七つの方面から攻撃されている」と説明した。イスラエルはヨルダン川西岸地区について、聖書に基づくユダヤ・サマリア地区という名称を使っている。 ガラント氏によると、イスラエルは六つの方面ですでに対応措置を取っているという。同氏は「明確に言っておく。我が国に対して敵対行為を取る者は攻撃の標的になり得る。免れる者はいない」と述べた。 同氏の発言の前に、ネタニヤフ首相は25日、イスラム組織ハマスとの軍事衝突が始まった10月7日以降2回目となるガザ地区の訪問後に、戦いは終結には
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