【動画】手抜き除染作業員の会見=青木美希撮影「手抜き除染」を指示された状況を語る作業員ら 福島第一原発周辺の除染で働いた40〜50代の男性3人が28日、国会内で記者会見し、「手抜き除染」を指示された状況を語った。作業員が公の場で「手抜き」を告白するのは初めてだ。 3人は昨年11月、福島県田村市の山林の川沿いの斜面で下請け会社の班長から指示され、本来は回収しなければならない枝や葉を川に流した。40代男性は「『いいのかな』と思いながら枝葉を川に落としました。断るとクビになるかもしれないし。目の前で班長自身もやっていました」と証言。50代男性は「指示を受け、まずいんじゃないか、と同僚と顔を見合わせました。工期が迫り、早くやらないとならないから回収せずに流せ、ということです」と語った。 環境省はこの場所での手抜き除染について「断定するには至らなかった」と結論を避けている。別の40代男性は「環