AIや情報工学やバイオインフォマティクスなどの「いまどきの情報教育環境」を、JupyterHubを使って簡単構築する方法をご紹介します 4月にもなると新入学生も入り、はじめての情報科学の演習授業を開始する学校もあるかと思います。ここ数年のコロナ禍の影響もあり、演習環境の提供を、学内の演習室利用だけでなく、在宅での参加なども新しく考慮しなければならない今の実情も踏まえ、セキュリティ上の制約やトラフィックの抑制など、学内のサーバからではなく、学外のクラウド環境において実施したいとの要望を相談される機会も増えてきました。 そのような演習環境の構築に簡単に安心して利用出来る仕組みを提供するのが、今回紹介するJupyterHubです。すでに国内外の多くの著名な大学で実践的に導入されていていますし、インタラクティブな教育環境を提供するオープンソースのプラットフォームとしては最適な方法だと思います。 既
