ソ連に乗り込みライセンスを勝ち取った男の数奇な旅を描く映画「テトリス」予告編動画


一度スタートしたら止めることのない落ちものゲーム「テトリス」。冷戦末期、鉄のカーテンの向こう側であった旧ソ連で開発されたのは有名な話ですが、それではいかにして世界に広まっていったのでしょうか?その立役者の一人、ヘンク・ロジャーズの実話に基づく映画「テトリス」の予告編です。


アレクセイ・パジトノフによって開発された「テトリス」は当初、ソ連の外国貿易協会であったエローグが著作権を所持、そこからハンガリーの企業にライセンスを許諾し、その企業がさらに他の企業に許諾……という非常に複雑なライセンス関係となっていました。

1988年、アメリカで開催された見本市「CES」で展示された「テトリス」に魅了されたヘンク・ロジャースは任天堂を説得し、ゲームボーイ版「テトリス」のための権利を取得するべくモスクワへ。最終的にエローグから直接家庭用ゲーム機向けライセンスを得ることに成功しました。今作ではそんなロジャーズの実話を元にしたストーリーが紹介されます。

動画はこちらから。公開は3月31日よりApple TV+で配信です。
Tetris – Official Trailer (2023) Taron Egerton, Toby Jones – YouTube

「テトリス」の映画化については昔から色々な話があって、権利を管理するザ・テトリス・カンパニーが「叙事詩的に壮大なSF」として実写映画化するというような話もありました。中にはこんなアポカリプス映画風予告編動画を作り上げた人もいるのですが……やはり人間のお話が一番奇妙で面白いということでしょうか。
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