家族X
『家族X』(かぞくえっくす)は、2010年7月29日に公開された吉田光希監督の日本映画[1]。
家族X | |
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監督 | 吉田光希 |
脚本 | 吉田光希 |
製作 | 天野真弓 |
出演者 | 南果歩 |
音楽 | 世武裕子 |
撮影 | 志田貴之 |
編集 |
吉田光希 早野亮 |
配給 | ユーロスペース |
公開 |
2010年7月29日 (ぴあフィルムフェスティバル[1]) 2011年9月24日[1] |
上映時間 | 90分[1] |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
概要
編集第20回ぴあフィルムフェスティバルスカラシップ作品[1]であり、2011年第61回ベルリン国際映画祭フォーラム部門で正式上映された[1][2]。 UNI JAPAN日本映画データベースによれば「痛烈な家族ドラマ」と[1]、またキネマ旬報映画データベース(KINENOTE)によれば「崩壊の予兆のある家族の微妙な関係を優しく静かに描き出す」と紹介されている[3]。
あらすじ
編集東京の郊外に、念願のマイホーム住居を構えた橋本家[3]。しかし、橋本家は一見すると幸福な家族に見えたが、内情は家庭崩壊寸前だった[1]。
専業主婦である橋本路子(南果歩)はマイホームと同時に幸せも手に入れたと信じていた[3]。だが、失職寸前の夫[3]、橋本健一(田口トモロヲ)とは会話することもなく[1]、また就職浪人中の息子[1]、橋本宏明(郭智博)はアルバイト先と自室の間を往復するのみで[3]、路子は虚無感を覚えるようになっていた[1]。