1950年の映画

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1950年の映画(1950ねんのえいが)では、1950年(昭和25年)の映画分野の動向についてまとめる。

1949年の映画 - 1950年の映画 - 1951年の映画

出来事

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世界

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日本

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周年

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日本の映画興行

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  • 入場料金(大人)
    • 60円(東京の邦画封切館)[31]
    • 64円60銭(統計局『小売物価統計調査(動向編) 調査結果』[32]銘柄符号 9341「映画観覧料」)[33]

各国ランキング

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日本配給収入ランキング

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1950年邦画配給収入トップ10
(対象期間:1950年9月 - 1951年8月)
順位 題名 配給 配給収入
1 宗方姉妹 新東宝 8378万円
2 自由学校 大映 8000万円
3 佐々木小次郎[34] 東宝 7845万円
4 続佐々木小次郎[35] 東宝 6732万円
5 帰郷 松竹 6037万円
6 紅蝙蝠[36] 大映 5881万円
7 月の渡り鳥[37] 大映 5870万円
8 自由学校 松竹 5823万円
9 銭形平次[38] 大映 5400万円
10 おぼろ駕籠 松竹 5335万円
出典:『キネマ旬報ベスト・テン85回全史 1924-2011』キネマ旬報社〈キネマ旬報ムック〉、2012年5月、80頁。ISBN 978-4873767550 
1950年洋画配給収入トップ10
(対象期間:1950年9月 - 1951年8月)
順位 題名 製作国 配給 配給収入
1 白雪姫   大映洋画部 7323万円
2 黒水仙   英国映画協会NCC 6518万円
3 ジャンヌ・ダーク   セントラル 6502万円
4 サン・アントニオ英語版[39]   セントラル 5983万円
5 情婦マノン   SEF東宝 5873万円
6 アラビアン・ナイト英語版[40]   セントラル 5497万円
7 征服されざる人々[41]   セントラル 5394万円
8 海の征服者[42]   セントラル 5382万円
9 ドン・ファンの冒険英語版[43]   セントラル 4863万円
10 カリフォルニア[44]   セントラル 4637万円
出典:『キネマ旬報ベスト・テン85回全史 1924-2011』キネマ旬報社〈キネマ旬報ムック〉、2012年5月、81頁。ISBN 978-4873767550 

日本公開作品

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受賞

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誕生

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死去

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日付 名前 出身国 年齢 職業
1月 3日 エミール・ヤニングス   スイス 65 男優
12日 ジョン・M・スタール   アメリカ合衆国 63 映画監督・プロデューサー
22日 コリンヌ・リュシェール   フランス 28 女優
3月 10日 マーガレット・ド・ラ・モット   アメリカ合衆国 47 女優
4月 7日 ウォルター・ヒューストン   カナダ 66 男優
10月 23日 アル・ジョルソン   リトアニア 64 男優・歌手・エンターテイナー
28日 モーリス・コステロ   アメリカ合衆国 73 舞台・映画男優
12月 28日 ウィリアム・ガーウッド   アメリカ合衆国 66 男優

脚注

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注釈

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  1. ^ 〔引用者註〕『年表・映画100年史』では「3月創立」となっているが、同協会のホームページや『東宝75年のあゆみ』に従い「7月31日」とした。『大映十年史』では「3月21日結成」となっている。
  2. ^ 〔引用者註〕『大映十年史』では公開日が「9月16日」となっているが、映画DBや当時の帝国劇場のチラシを確認し「9月26日」とした。

出典

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  1. ^ a b c d e f g h 石原良太 1986, p. 67.
  2. ^ ハリウッドテン」『改訂新版 世界大百科事典』https://kotobank.jp/word/%E3%83%8F%E3%83%AA%E3%82%A6%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%86%E3%83%B3-2133057#w-1196905コトバンクより2024年8月4日閲覧 
  3. ^ 筈見有弘 1991, p. 182.
  4. ^ アントニオーニ”. 日本大百科全書(ニッポニカ). コトバンク. 2023年9月10日閲覧。
  5. ^ Cronaca di un amore (1950) - Release info” (英語). IMDb. 2024年8月5日閲覧。
  6. ^ 寄席の脚光 (1950) - Release info” (英語). IMDb. 2024年8月5日閲覧。
  7. ^ a b c 筈見 1956, p. 96.
  8. ^ a b c d e f g h i j k l m 谷川 1993, p. 116.
  9. ^ a b c d e f g h 東宝 1982b, p. 55.
  10. ^ a b c d 松竹 1985, pp. 677–678.
  11. ^ a b c d 山川 1987, p. 199.
  12. ^ a b c d e f g h i j k l m n 大映 1951, §大映十年と社会・映画界の動き.
  13. ^ 斉藤 2009, p. 55.
  14. ^ a b c 東宝 2010b, p. 205.
  15. ^ a b c d e f g h 東宝 1982b, p. 56.
  16. ^ 新愛染かつら : 作品情報”. 映画.com. 2024年5月26日閲覧。
  17. ^ 東映 1992, p. 11.
  18. ^ 松竹 1985, p. 260.
  19. ^ 松竹下加茂撮影所”. 京都映像文化デジタル・アーカイヴ マキノ・プロジェクト. 立命館大学. 2023年5月30日閲覧。
  20. ^ 会社案内”. 近代映画協会. 2023年7月2日閲覧。 “創立 昭和25年7月31日”
  21. ^ 春日 2012, p. 52.
  22. ^ a b c d e f g h 東宝 1982b, p. 57.
  23. ^ 映画アニメ 白雪姫 (1937)について”. allcinema. スティングレイ. 2023年9月9日閲覧。
  24. ^ a b c d e f 東宝 2010b, p. 206.
  25. ^ 遙かなり母の国 : 作品情報”. 映画.com. 2024年5月29日閲覧。
  26. ^ 妻も恋す : 作品情報”. 映画.com. 2024年5月30日閲覧。
  27. ^ 火山脈 : 作品情報”. 映画.com. 2024年5月30日閲覧。
  28. ^ a b 斉藤 2009, pp. 55–56.
  29. ^ 団体概要 沿革”. www.j-writersguild.org. シナリオ作家協会. 2023年7月2日閲覧。
  30. ^ 映画 腰抜け二挺拳銃 (1948)について”. allcinema. スティングレイ. 2023年9月9日閲覧。
  31. ^ 角川春樹藤岡和賀夫阿久悠『ザ・ブーム』角川書店、1982年1月25日、192頁。 
  32. ^ 小売物価統計調査(動向編) 調査結果”. 統計局. 2016年8月3日閲覧。
  33. ^ 主要品目の東京都区部小売価格:昭和25年(1950年)〜平成22年(2010年)” (Excel). 統計局. 2016年8月3日閲覧。
  34. ^ 佐々木小次郎(第一部)”. KINENOTE(キネノート). 2018年10月20日閲覧。
  35. ^ 続佐々木小次郎”. KINENOTE(キネノート). 2018年10月18日閲覧。
  36. ^ 紅蝙蝠”. KINENOTE(キネノート). 2018年10月20日閲覧。
  37. ^ 月の渡り鳥”. KINENOTE(キネノート). 2018年10月20日閲覧。
  38. ^ 銭形平次”. KINENOTE(キネノート). 2018年10月20日閲覧。
  39. ^ サン・アントニオ”. allcinema. 2018年10月20日閲覧。
  40. ^ アラビアン・ナイト”. allcinema. 2018年10月21日閲覧。
  41. ^ 征服されざる人々”. allcinema. 2018年10月22日閲覧。
  42. ^ 海の征服者”. allcinema. 2018年10月22日閲覧。
  43. ^ ドン・ファンの冒険”. allcinema. 2018年10月22日閲覧。
  44. ^ カリフォルニア”. allcinema. 2018年10月22日閲覧。

参考文献

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外部リンク

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