1965年の映画

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1965年の映画(1965ねんのえいが)では、1965年(昭和40年)の映画分野の動向についてまとめる。

1964年の映画 - 1965年の映画 - 1966年の映画

出来事

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世界

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日本

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周年

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日本の映画興行

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  • 入場料金(大人)
    • 350円[21]
    • 236円(統計局『小売物価統計調査(動向編) 調査結果』[22] 銘柄符号 9341「映画観覧料」)[23]
  • 入場者数 3億7268万人[24] - ピーク時の11億人(1958年)から映画人口が3分の1に減少[3]
  • 興行収入 755億600万円[24]
1965年配給会社別年間配給収入
配給会社 年間配給収入

(単位:百万円)

前年対比
しようちく松竹 2,525 097.0%
とうほう東宝 5,493 127.0%
たいえい大映 3,627 089.8%
とうえい東映 5,425 092.5%
につかつ日活 4,582 084.1%
出典: 東宝 編『東宝75年のあゆみ 1932 - 2007 資料編』(PDF)東宝、2010年4月、48頁。 

各国ランキング

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日本配給収入ランキング

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1965年邦画配給収入トップ10
(対象期間:1965年4月 - 1966年3月)
順位 題名 配給 配給収入
1 赤ひげ 東宝 3億6159万円
2 網走番外地 北海篇 東映 2億9490万円
3 関東果し状[25] 東映 2億5185万円
4 網走番外地 望郷篇 東映 2億4780万円
5 日本侠客伝 関東篇 東映 2億4111万円
6 続 網走番外地 東映 2億2376万円
7 大冒険 東宝 2億1851万円
8 クレージーの無責任清水港 東宝 1億8776万円
9 怪獣大戦争 東宝 1億8755万円
10 四つの恋の物語[26] 日活 1億8000万円
出典:『キネマ旬報ベスト・テン85回全史 1924-2011』キネマ旬報社〈キネマ旬報ムック〉、2012年5月、220頁。ISBN 978-4873767550 
1965年洋画配給収入トップ10
(対象期間:1965年1月 - 12月)
順位 題名 製作国 配給 配給収入
1 007/ゴールドフィンガー    ユナイテッド・アーティスツ 7億0632万円
2 マイ・フェア・レディ   ワーナー・ブラザース 6億5282万円
3 サウンド・オブ・ミュージック   20世紀フォックス 4億2327万円
4 わんわん物語 (リバイバル)   ブエナ・ビスタ映画 3億6702万円
5 シャイアン   ワーナー・ブラザース 3億1481万円
6 大列車作戦   ユナイテッド・アーティスツ 2億4160万円
7 サーカスの世界[27]   コロンビア ピクチャーズ 2億0480万円
8 脱走特急   20世紀フォックス 1億9651万円
9 偉大な生涯の物語   ユナイテッド・アーティスツ 1億6156万円
10 ダンケルク    ヘラルド 1億4932万円
出典:『キネマ旬報ベスト・テン85回全史 1924-2011』キネマ旬報社〈キネマ旬報ムック〉、2012年5月、221頁。ISBN 978-4873767550 

北米興行収入ランキング

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1965年北米興行収入トップ10
順位 題名 スタジオ 興行収入 出典
1. サウンド・オブ・ミュージック* 20世紀フォックス $163,214,286 [28]
2. ドクトル・ジバゴ* MGM $111,721,910 [29]
3. 007/サンダーボール作戦 ユナイテッド・アーティスツ $63,595,658 [30]
4. 素晴らしきヒコーキ野郎 20世紀フォックス $31,111,111 [31]
5. シャム猫FBI/ニャンタッチャブル ウォルト・ディズニー $28,068,222 [32]
6. グレートレース ワーナー・ブラザース $25,333,333 [33]
7. キャット・バルー コロンビア ピクチャーズ $20,666,667 [34]
8. 何かいいことないか子猫チャン ユナイテッド・アーティスツ $18,820,000 [35]
9. シェナンドー河 ユニバーサル映画 $17,268,889 [36]
10. 脱走特急 20世紀フォックス $17,111,111 [37]

(*) リバイバル公開分も含む累計興行収入

日本公開映画

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1965年の日本公開映画を参照。

受賞

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誕生

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死去

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日付 名前 国籍 年齢 職業
1月 14日 ジャネット・マクドナルド   61 歌手・女優
2月 23日 スタン・ローレル   74 俳優
3月 6日 マーガレット・デュモント   82 女優
23日 メイ・マレー   75 女優
4月 10日 リンダ・ダーネル   41 女優
6月 7日 ジュディ・ホリデイ   43 女優
22日 デヴィッド・O・セルズニック   63 映画プロデューサー・脚本家
7月 24日 コンスタンス・ベネット   60 女優
9月 8日 ドロシー・ダンドリッジ   42 歌手・女優
27日 クララ・ボウ   60 女優

脚注

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注釈

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  1. ^ 〔引用者註〕『東宝五十年史』では「国際映画批評家協会賞」となっているが[5]、allcinemaの「国際批評家賞」を採用した。
  2. ^ 〔引用者註〕『東宝五十年史』では「国際カトリック協会賞」となっているが、allcinemaの「国際カトリック映画事務局賞」を採用した。
  3. ^ 『年表・映画100年史』では河野大臣のクレームは2月の出来事になっている。また、河野一郎の肩書の「日本体育協会会長」は誤り。
  4. ^ GATTの自国映画保護措置(スクリーンクォータ制)に準じ、業界の自主規制として、一定の割合で邦画を洋画専門館で上映する試み[7]

出典

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  1. ^ a b 石原良太 1986, p. 110.
  2. ^ サウンド・オブ・ミュージック (1965) - Release info” (英語). IMDb. 2023年12月23日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g h i j k l m 谷川 1993, p. 146.
  4. ^ a b 松竹 1985, p. 689.
  5. ^ a b c d e f g 東宝 1982b, p. 102.
  6. ^ 東京オリンピック(1965)”. allcinema. スティングレー. 2019年10月19日閲覧。
  7. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t 東宝 2010b, p. 218.
  8. ^ 赤ひげ(1965)”. allcinema. スティングレー. 2019年10月20日閲覧。
  9. ^ a b c 東映クロニクル”. 東映公式サイト. 東映. 2020年4月1日閲覧。
  10. ^ a b c d e f g h i j k l m n o 東映 1992, p. 40.
  11. ^ 東宝 2010b, p. 217.
  12. ^ 東宝 2010b, pp. 217–218.
  13. ^ a b c d e f g 東宝 1982b, p. 101.
  14. ^ 地中海の休日”. キネノート. キネマ旬報社. 2019年10月19日閲覧。
  15. ^ 団体概要 沿革”. 日本シナリオ作家協会公式サイト. 日本シナリオ作家協会. 2023年12月28日閲覧。 “昭和40年(1965) 「協同組合日本シナリオ作家協会」(6/26 通産省認可。理事長/八住利雄)を設立。”
  16. ^ 関東やくざ者”. 日本映画製作者連盟公式サイト. 日本映画製作者連盟. 2023年3月26日閲覧。
  17. ^ ダニ”. 映画.com. 2023年3月27日閲覧。
  18. ^ 関東破門状(1965)”. 映画.com. 2023年3月27日閲覧。
  19. ^ 日活 2014, pp. 98, 118.
  20. ^ 映画 荒野の用心棒 (1964)について”. allcinema. スティングレイ. 2023年12月28日閲覧。
  21. ^ 斉藤 2009, p. 64.
  22. ^ 小売物価統計調査(動向編) 調査結果”. 統計局. 2016年8月3日閲覧。
  23. ^ 主要品目の東京都区部小売価格:昭和25年(1950年)〜平成22年(2010年)” (Excel). 統計局. 2016年8月3日閲覧。
  24. ^ a b 過去データ一覧”. 一般社団法人日本映画製作者連盟. 2016年8月2日閲覧。
  25. ^ 関東果し状 - KINENOTE
  26. ^ 四つの恋の物語 - KINENOTE
  27. ^ サーカスの世界 - allcinema
  28. ^ The Sound of Music, Box Office Information”. The Numbers. January 22, 2013閲覧。
  29. ^ Doctor Zhivago, Box Office Information”. Box Office Mojo. January 22, 2013閲覧。
  30. ^ Thunderball, Box Office Information”. Box Office Mojo. January 22, 2013閲覧。
  31. ^ Those Magnificent Men in their Flying Machines, Box Office Information”. The Numbers. January 22, 2013閲覧。
  32. ^ That Darn Cat, Box Office Information”. The Numbers. January 22, 2013閲覧。
  33. ^ The Great Race, Box Office Information”. The Numbers. January 22, 2013閲覧。
  34. ^ Cat Ballou, Box Office Information”. The Numbers. January 22, 2013閲覧。
  35. ^ What's New Pussycat?, Box Office Information”. The Numbers. January 22, 2013閲覧。
  36. ^ Shenandoah, Box Office Information”. The Numbers. January 22, 2013閲覧。
  37. ^ Von Ryan's Express, Box Office Information”. The Numbers. January 22, 2013閲覧。
  38. ^ 第26回 ベネチア国際映画祭(1965年)”. 映画.com. 2019年7月19日閲覧。

参考文献

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外部リンク

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