コンテンツにスキップ

ウォータールー駅 (ロンドン地下鉄)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ウォータールー駅
Waterloo Underground Station
ウォータールー駅の位置(Central London内)
ウォータールー駅
ウォータールー駅
セントラル・ロンドンの地図上でのウォータールー駅の位置
所在地

サウス・バンク SE1 7ND

北緯51度30分9秒 西経0度6分47秒 / 北緯51.50250度 西経0.11306度 / 51.50250; -0.11306
行政区 ランベス区
運営 ロンドン地下鉄
路線 ノーザン線
ベーカールー線
ジュビリー線
ウォータールー&シティ線
駅コード WAT
ホーム数 8
バリアフリー 対応 (ジュビリー線とベーカールー線の西側のみ)
ゾーン 1
地下鉄年間乗降員数
2003 64.516百万人
2004 68.427百万人
2005 67.396百万人
2006 72.874百万人
2007 74.844百万人[1]
2008 77.200百万人[1]
2009 75.957百万人[1]
2010 81.570百万人[1]
2011 84.120百万人[1]
2012 88.16百万人[1]
歴史
1898年
1906年
1926年
1999年
W&CR開業
BS&WR開業
ノーザン線開業
ジュビリー線開業
その他
外部リンク
WGS84 北緯51度30分09秒 西経0度06分47秒 / 北緯51.5025度 西経0.1130度 / 51.5025; -0.1130座標: 北緯51度30分09秒 西経0度06分47秒 / 北緯51.5025度 西経0.1130度 / 51.5025; -0.1130
テンプレートを表示

ウォータールー駅 (ウォータールーえき、英語: Waterloo station)はネットワーク・レールの各線、地下鉄各線が乗り入れるウォータールー駅の一部をなすロンドン地下鉄の駅である。ウォータールーにはノーザン線ジュビリー線ベーカールー線及びウォータールー&シティー線の地下鉄4路線が乗り入れており、ロンドン地下鉄で最も乗降客の多い駅である。2013年には年間8千9百万人が利用した。当駅はロンドン地下鉄のゾーン1に属し、テムズ川南岸ランベス区に位置する。

歴史

[編集]

1898年8月8日にウォータールーに駅を開設したウォータールー&シティ鉄道が当地に初めて乗り入れた地下鉄路線であるが、ウォータールー&シティ鉄道はすでにウォータールーに鉄道駅を開設していたロンドン・アンド・サウス・ウェスタン鉄道英語版の子会社でもあった[2]。 「the Drain(下水溝)」とも呼ばれたウォータールー&シティ鉄道[3]は、親会社ロンドン・アンド・サウス・ウェスタン鉄道のシティ・オブ・ロンドンへの乗り入れ計画が、本来の計画とは違う形で実現したものである。

1906年3月10日、ベーカーストリート・アンド・ウォータールー鉄道(後のベーカールー線)が開業した[2]1926年9月13日には、後にノーザン線のチャリング・クロス支線となるハムステッド・アンド・ハイゲート線エンバンクメントからシティ・アンド・サウス・ロンドン鉄道ケニントンまで延伸した際にウォータールーにも駅を設けた[2]

ウォータールー&シティ鉄道は当初はロンドン・アンド・サウス・ウェスタン鉄道の子会社であり、後にサザン鉄道の傘下に入っため、長くロンドン地下鉄各線とは別に経営されていた。サザン鉄道が1948年に国有化されると、ウォータールー&シティ鉄道もイギリス国鉄の一路線となった。1993年に給電方式をロンドン地下鉄の他路線と同じ4線軌条式に変更する工事が断続的な路線運休を伴って行われたのち、ウォータールー&シティはロンドン地下鉄に移管されている[4]。移管当日はイースター休暇中だったため、ロンドン地下鉄としての運行開始は同年4月5日であった[2]

1999年9月24日、ジュビリー線延伸計画英語版によってジュビリー線が延伸され、ウォータールーに駅が設けられた[2]。延伸線はストラトフォード - ウォータールー間が先行して開業したため当駅が西の終点となったが、1999年11月20日にはウォータールー - グリーン・パーク間が開業し、既存のジュビリー線と接続された[2]。ジュビリー線の駅はノーザン線及びベーカールー線の駅と地上駅を挟んで反対側に設置されたため、この間を結ぶ延長140-メートル (460 ft)の動く歩道が設けられた。2014年時点でロンドン地下鉄で動く歩道を備えるのはウォータールー&シティー線のバンク駅と当駅のみである。

バス路線

[編集]

当駅にはバスの1、4、26、59、68、76、77、139、168、171、172、176、188、211、243、341、381、507、521、RV1、X68の各系統と、深夜バスN1、N20、N68、N76、N171、N343、N381の各系統が乗り入れている。

隣の駅

[編集]
ロンドン交通局
ロンドン地下鉄
ベーカールー線
エンバンクメント駅 - ウォータールー駅 - ランベス・ノース駅
ジュビリー線
ウェストミンスター駅 - ウォータールー駅 - サザーク駅
ノーザン線
チャリング・クロス支線
エンバンクメント駅 - ウォータールー駅 - ケニントン駅
ウォータールー&シティー線
ウォータールー駅 - バンク駅

関連項目

[編集]

ギャラリー

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ a b c d e f Multi-year station entry-and-exit figures” (XLS). London Underground station passenger usage data. ロンドン交通局 (2014年). 2015年3月31日閲覧。
  2. ^ a b c d e f Rose, Douglas (1999). The London Underground, A Diagrammatic History. Douglas Rose/Capital Transport. ISBN 1-85414-219-4 
  3. ^ Wolmar, Christian (2004). “Deep Under London”. The Subterranean Railway: How the London Underground Was Built and How It Changed the City Forever. Atlantic Books. pp. 146. ISBN 1-84354-023-1 
  4. ^ Waterloo & City line, Dates”. Clive's Underground Line Guides. 2008年7月20日閲覧。

外部リンク

[編集]
pFad - Phonifier reborn

Pfad - The Proxy pFad of © 2024 Garber Painting. All rights reserved.

Note: This service is not intended for secure transactions such as banking, social media, email, or purchasing. Use at your own risk. We assume no liability whatsoever for broken pages.


Alternative Proxies:

Alternative Proxy

pFad Proxy

pFad v3 Proxy

pFad v4 Proxy