平本アキラ
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ひらもと アキラ 平本 アキラ | |
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生誕 |
1976年??月??日 日本・沖縄県 |
職業 | 漫画家 |
ジャンル | 青年漫画 |
受賞 | 第37回講談社漫画賞一般部門(『監獄学園』) |
平本 アキラ(ひらもと アキラ、1976年[1] - )は、日本の漫画家。沖縄県出身[1]。作品に『アゴなしゲンとオレ物語』『監獄学園』がある。
来歴
[編集]1995年[1]、『その友達に疑問あり』が『週刊ヤングマガジン』(講談社)に掲載され、デビュー(当時の名義は「平本 明」)。
1998年、『ヤングマガジン』にて『アゴなしゲンとオレ物語』を連載する[1]。
2011年、同誌にて『監獄学園』を連載[1]。
2022年、『月刊少年マガジン』にて『ふたりスイッチ』を連載。
同年、『ビッグコミックスペリオール』にて『スーパーボールガールズ』を連載[2]。
テーマと影響
[編集]あるインタビューで、描きたいものは「エロスとバイオレンスと、人間賛歌と女性の強さ[3]」だと述べている。
監獄学園を制作するにあたって、映画からの影響が強いといい、平本は
「 | 仕事の参考として映画はたくさん観るんです。連載を始めるにあたって、刑務所ものと脱走もの映画はいろいろ参考にしましたね。中でも『暴力脱獄』がいちばん影響を受けています。それを見て、こういうマンガにしようとなっていったんです[1]。 | 」 |
と語っている。また、『おしん』、『テルマ&ルイーズ』、『フライド・グリーン・トマト』といった、「フェミ映画」も好きで、そういった女性の強さが作品に反映されているという[3] 。
作品リスト
[編集]漫画
[編集]- デビュー作。『アゴなしゲンとオレ物語』単行本30巻巻末に、30巻突破記念として収録されている。
- アゴなしゲンとオレ物語(『週刊ヤングマガジン』、講談社、1998年 - 2009年、全32巻)
- 俺と悪魔のブルーズ(『月刊アフタヌーン』→『ヤングマガジンサード』、講談社、2004年 - 2008年、2014年 - 、既刊5巻)
- 連載途中から休載を繰り返すようになり、『アフタヌーン』2008年4月号掲載を最後に事実上の連載中止となったが、[要出典]2014年、『ヤングマガジンサード』に移籍し連載を再開した。
- やりすぎコンパニオンとアタシ物語(『週刊ヤングマガジン』、講談社、2007年 - 2008年、全1巻)
- 読み切りから短期連載となった作品。実写Vシネマ化もされた。
- 幼形成熟女ヒルダ(『ネメシス』、講談社、2011年、No.6)
- 監獄学園(『週刊ヤングマガジン』、講談社、2011年 - 2017年、全28巻)
- アニメ監獄学園を創った男たち(講談社、2016年、全1巻)
- 原作担当。作画はハナムラ。
- RaW HERO(『イブニング』、講談社、2018年 - 2020年、全6巻)
- ふたりスイッチ(『月刊少年マガジン』、講談社、2022年 - 2023年、既刊4巻) - 1stシリーズ完[4]
- スーパーボールガールズ(作画担当、原作:金城宗幸、『ビッグコミックスペリオール』、小学館、2022年[2] - 連載中、既刊4巻)
その他
[編集]出典
[編集]- ^ a b “「ブルーロック」金城宗幸×「監獄学園」平本アキラがタッグ、スペリオールで新連載”. コミックナタリー. ナターシャ (2022年10月14日). 2022年10月14日閲覧。
- ^ 「ふたりスイッチ 第20話 蝉の馬鹿野郎が」『月刊少年マガジン』2024年1月号、講談社、2023年12月6日、535頁。
- ^ “平本アキラ、「監獄学園」OP曲ジャケにキヨシを抱き寄せる千代描き下ろす”. コミックナタリー. ナターシャ (2015年10月2日). 2015年10月2日閲覧。
- ^ “「みなみけ」連載20周年でヤンマガ作家陣のお祝いイラスト公開、200話無料公開も”. コミックナタリー. ナターシャ (2024年6月3日). 2024年6月3日閲覧。
外部リンク
[編集]- 平本アキラ (@hiramoto_akira) - X(旧Twitter)