コンテンツにスキップ

林檎殺人事件

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
郷ひろみ > 郷ひろみの作品 > 林檎殺人事件
「林檎殺人事件」
郷ひろみシングル
初出アルバム『Narci-rhythm
B面 また会える?
リリース
規格 7インチシングル盤
ジャンル 歌謡曲
時間
レーベル CBS・ソニー
作詞・作曲 阿久悠穂口雄右
チャート最高順位
郷ひろみ 年表
ぼくのるすばん
1978年
林檎殺人事件
(1978年)
ハリウッド・スキャンダル
(1978年)
樹木希林 年表
帰郷/お化けのロック
(郷ひろみ・樹木希林)
1977年
林檎殺人事件
(郷ひろみ・樹木希林)
1978年
2人のすべて
(唐沢寿明&樹木希林)
1995年
テンプレートを表示

林檎殺人事件」(りんごさつじんじけん)は、 1978年6月21日に発売された郷ひろみの27作目のシングル。

解説

[編集]

お化けのロック」に続く、樹木希林とのデュエット曲であり、テレビドラマ水曜劇場ムー一族」』(TBS系列)における、コントコーナーの挿入歌[1]。曲のタイトルとは裏腹に歌詞はコミカルなものになっている。『ザ・ベストテン』では4週連続で1位に輝き[1]、3週目の1位となった8月24日放送時には、司会の久米宏黒柳徹子と同じ衣装で出演[1]。この演出は樹木の提案[1]。1978年年間ベストテン第10位に輝いた。樹木によれば、この歌は、一般的なイメージの「素敵な男女」とは別物の凸凹ペアである樹木と郷を、雌雄の区別がない両性具有のような存在とするコンセプトである[1]。そして、曲中のフレーズ「フニフニフニフニ」は、そのコンセプトに基づくもので、二つとない実際は一つと言う『不二』を意味するものという[1]。歌のイメージやコンセプトは、『ムー一族』のプロデューサーだった久世光彦によるものであり「フニフニフニフニ」も、久世による言葉遊び[1]。作詞の阿久悠は、久世から作詞を依頼された際コンセプトも聞かされ「それだけ出来てるなら自分で書けばいい」と答えたという[1]。曲中の物語は、探偵が気を失った場面で終わっており、結局殺人事件は解決していない。

収録曲

[編集]

全曲 作詞:阿久悠/作曲・編曲:穂口雄右

  1. 林檎殺人事件 (4分19秒)/郷ひろみ・樹木希林
  2. また会える? (3分46秒)/郷ひろみ


カバー

[編集]

出典

[編集]
  1. ^ a b c d e f g h “もういちど流行歌「1978年8月の曲『林檎殺人事件』(郷ひろみ・樹木希林)お茶の間わかせた異色デュオ」”. 朝日新聞 be on Saturday: p. 2. (2017年5月20日). https://digital.asahi.com/articles/DA3S12943345.html 2022年1月14日閲覧。 

関連項目

[編集]
pFad - Phonifier reborn

Pfad - The Proxy pFad of © 2024 Garber Painting. All rights reserved.

Note: This service is not intended for secure transactions such as banking, social media, email, or purchasing. Use at your own risk. We assume no liability whatsoever for broken pages.


Alternative Proxies:

Alternative Proxy

pFad Proxy

pFad v3 Proxy

pFad v4 Proxy