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豊明市

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とよあけし ウィキデータを編集
豊明市
豊明市旗 豊明市章
豊明市旗 豊明市章
1966年10月1日制定
日本の旗 日本
地方 中部地方東海地方
都道府県 愛知県
市町村コード 23229-7
法人番号 3000020232297 ウィキデータを編集
面積 23.22km2
(境界未定部分あり)
総人口 68,295[編集]
推計人口、2024年9月1日)
人口密度 2,941人/km2
隣接自治体 名古屋市大府市刈谷市愛知郡東郷町
市の木 ケヤキ
市の花 ヒマワリ
豊明市役所
市長 小浮正典
所在地 470-1195
愛知県豊明市新田町子持松1番地1
北緯35度03分13秒 東経137度00分46秒 / 北緯35.05364度 東経137.01283度 / 35.05364; 137.01283座標: 北緯35度03分13秒 東経137度00分46秒 / 北緯35.05364度 東経137.01283度 / 35.05364; 137.01283
豊明市役所
外部リンク 公式ウェブサイト

豊明市位置図

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町 / ― 村


地図
ウィキプロジェクト

豊明市(とよあけし)は、愛知県の中部に位置する尾張地方の南東端である。

かつては鎌倉を結ぶ古代東海道の「両村駅」や[1]鎌倉街道の「沓掛宿[2][3]があり、旧東海道がこの地域を通過していた。桶狭間の戦いの主戦場となった桶狭間古戦場伝説地を有する。現在は国道1号国道23号伊勢湾岸自動車道名鉄名古屋本線が市内を通過している。1972年昭和47年)8月1日、愛知県愛知郡豊明町が市制施行し、県下30番目の市として豊明市が成立した。市内には中京競馬場藤田医科大学病院(旧称:藤田保健衛生大学病院)などがある。一部が元額田県地域(知多半島)である。

地理

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豊明市中心部周辺の空中写真。2020年9月5日撮影の8枚を合成作成。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。

豊明市域は北東から南西にのびる標高50 - 70メートルの丘陵地帯、境川沿いの中低位の段丘群、中小河川に沿って形成された沖積低地で構成される[4]

市内の最高標高は北西部の二村山(標高72メートル)で[4]、二村山から南に向かって緩やかに傾斜している[5]

西池

地形

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山地

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主な山

河川

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天白川水系の手越川境川以外の市内を流れる川は全て市内の池を水源とし、最終的に境川に流入する。

二級河川

境川水系

準用河川
普通河川
  • 鹿追川 - 濁池を水源とし黒部川に注ぐ[9]
  • 黒部川 - 市の中部を横断し正戸川に注ぐ。
  • 大蔵川 - 大蔵池を水源とし皆瀬川に注ぐ。
  • 天王川

天白川水系

湖沼

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市内には複数のため池がある。

主な池
  • 勅使池 - 池面積市内第1位。付近に勅使グラウンド・勅使会館(豊明文化広場)がある。周辺は勅使水辺公園として整備されている[10]
  • 若王子池 - 池面積市内第2位。池の水面にはソーラーパネルが設置されている。
  • 皿池
  • 荒巻(上・下)池
    • 荒巻池と上池の周辺は荒巻水辺公園として整備されている。
  • 濁池
  • 三崎池 - 市の中心部に位置し、三崎水辺公園として整備されさまざまな催物が行われる。
  • 大蔵池 - 大蔵池公園として整備されている。同公園内には陶芸の館を有する。
  • 大原池
  • 椎池 - 椎池グラウンドがある。
  • 三ツ池
  • 琵琶ヶ池
  • 西池
豊明市の町丁字図(2018年(平成30年)5月現在)。

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人口

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豊明市と全国の年齢別人口分布(2005年) 豊明市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 豊明市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
豊明市(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年) 29,776人
1975年(昭和50年) 45,837人
1980年(昭和55年) 54,667人
1985年(昭和60年) 57,969人
1990年(平成2年) 62,160人
1995年(平成7年) 64,869人
2000年(平成12年) 66,495人
2005年(平成17年) 68,285人
2010年(平成22年) 69,745人
2015年(平成27年) 69,127人
2020年(令和2年) 69,295人
総務省統計局 国勢調査より

人口密度愛知県下31市中9番目に高い。しかし近年は[いつ?]微減傾向にあり、清須市日進市などに抜かれている。

隣接している自治体

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愛知県の旗愛知県

歴史

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尾張名所図会に描かれた二村山
名区小景に描かれた阿野坂

地名の由来

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市名になっている豊明の地名は、1800年代初期から昭和時代に現在の名鉄前後駅付近に存在した酒造業の豊倉という屋号元号明治から採られたと伝えられている。『豊明町誌』によれば、宮中の年中行事の豊明節会(とよのあかりのせちえ)から嘉字である「豊」と「明」の2文字を採って付けられたとされる[11]

市西部には「前後町」(ぜんごちょう)という地名がある。豊明市生涯学習課によると地名の由来は、「江戸時代はじめ、親村の間米(まごめ)から見てに位置したので前郷(前:南の意味)とよばれた。やがてぜんごうと呼び方がかわり、江戸時代末には前後と記された。また明治時代には現代のようにぜんごと呼ぶのが一般的になった。」とされている[12]

年表

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  • 1889年(明治22年)10月1日 - 町村制施行により愛知郡大沢村・沓掛新田・知多郡栄村・東阿野村の区域を以て、愛知郡豊明村が成立。
  • 1906年(明治39年)5月10日 - 沓掛村新設合併し、改めて豊明村が発足。
  • 1923年(大正12年)4月1日 - 愛知電気鉄道(現名鉄名古屋本線)阿野駅・前後駅開業。
  • 1956年(昭和31年)9月1日 - 阿野駅が豊明駅に改称。
  • 1957年(昭和32年)1月1日 - 町制施行し、豊明町となる。
  • 1969年(昭和44年)11月20日 - 国道23号が豊明地区に開通。
  • 1972年(昭和47年)8月1日 - 市制施行し、豊明市となる。
    • 豊明町大字東阿野・沓掛新田は、それぞれ阿野町・新田町と改称。それ以外は接尾辞「町(ちょう)」を附して豊明市の大字に継承。
  • 1972年(昭和47年) - 名古屋市緑区、愛知郡東郷町と境界変更。
  • 1973年(昭和48年) - 間米町、新田町、沓掛町の各一部より二村台を新設。
  • 1974年(昭和49年)
    • 阿野町、新田町、沓掛町の各一部が三崎町となる。
    • 新田町の一部が大久伝町となる。
  • 1983年(昭和58年) - 愛知郡東郷町と境界変更。
  • 1984年(昭和59年) - 栄町の一部が新栄町となる。
  • 1988年(昭和63年) - 沓掛町、二村台の各一部が西川町となる。
  • 2003年(平成15年) - 伊勢湾岸自動車道 豊明インターチェンジ開通[13]
  • 2004年(平成16年) - 住民有志が必要数の約6.5倍にあたる6,599人分の署名を集め、名古屋市との合併について豊明市長に直接請求をするも[14]、合併に慎重な姿勢を取っていた名古屋市長の松原武久から合併を拒否される[15]

行政

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市長

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  • 市長:小浮正典(こうき まさふみ、2015年4月30日就任、2期目)
豊明市の行政区図(2018年(平成30年)5月現在)。

地域自治区

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  • 東沓掛区[16]
  • 西沓掛区
  • 勅使台区
  • 西川区
  • 三崎区
  • ゆたか台区
  • 吉池区
  • 大久伝区
  • 中島区
  • 阿野区
  • 大脇区
  • 大根区
  • 桜ヶ丘区
  • 坂部区
  • 前後区
  • 落合区
  • 桶狭間区
  • 舘区
  • 西区
  • 間米区
  • 二村台1区
  • 二村台2区
  • 二村台3区
  • 二村台4区
  • 二村台5区
  • 二村台6区
  • 二村台7区

行政施設

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  • 豊ケ岡学園
  • 愛知県学校給食総合センター(公益財団法人愛知県学校給食会)

議会

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豊明市議会

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愛知県議会

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  • 定数:1人
  • 選挙区:豊明市選挙区
  • 任期:2019年4月30日 - 2023年4月29日
  • 執行日:2019年4月7日
候補者名 当落 年齢 党派名 新旧別 得票数
坂田憲治 64 自由民主党 無投票

衆議院

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当落 候補者名 年齢 所属党派 新旧別 得票数 重複
鈴木淳司 63 自由民主党 144,725票
森本和義 55 立憲民主党 88,914票
須山初美 43 日本共産党 30,956票

施設

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藤田医科大学病院
桶狭間病院
豊明郵便局
豊明市立図書館

警察

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市内に警察署は存在せず、愛知郡東郷町にある愛知警察署が管轄している。

幹部交番
  • 豊明幹部交番(豊明市新田町)
交番
  • 沓掛交番(豊明市沓掛町)
  • 前後交番(豊明市前後町)

消防

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消防署
消防団
  • 第1-6分団

医療

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市内に公立の病院はないが、藤田医科大学病院が基幹災害医療センター(救命救急センターの指定を受けているものから選定し、平常時からの研修・訓練等を通じて県下全域の災害医療体制の機能強化の役割を担う)として愛知県から指定され、市内における拠点の総合病院となっている。

図書館

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郵便局

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  • 豊明郵便局
  • 豊明吉池郵便局
  • 豊明団地内郵便局
  • 豊明新栄郵便局
  • 豊明前後郵便局
  • 藤田医科大学病院内簡易郵便局

運動施設

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  • 豊明市福祉体育館
  • 勅使グラウンド

交流施設

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  • 豊明市文化会館
  • 豊明勤労会館
  • 豊明市中央公民館
  • 豊明市南部公民館
  • 陶芸の館
  • 勅使会館
  • 双峰地域学習施設
  • 農村環境改善センター
  • 野外教育センター(愛知県豊根村)

健康福祉施設

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  • 保健センター
  • 総合福祉会館
  • 瀬戸保健所 豊明保健分室

宿泊施設

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市役所前の大通り(県道57号線)沿いに2件のビジネスホテルが存在するが、どちらも前後駅、豊明駅から距離がある。

  • ビジネスホテルいずみ
  • ビジネスホテル光陽

対外関係

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姉妹都市・提携都市

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海外

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提携都市
フレンドシップ相手国

2005年に開催された愛知万博で、愛知県内の市町村(名古屋市を除く)が120の万博公式参加国をそれぞれ「一市町村一国フレンドシップ事業」としてフレンドシップ相手国として迎え入れた[17]

国内

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提携都市

経済

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前後駅周辺
前後駅に併設されている複合商業施設のパルネス1号館
パルネス2号館

農業

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農協

豊明市に本社・本部を置く企業・団体

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豊明市に事業所を置く企業

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金融機関

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市場

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  • 愛知豊明花き地方卸売市場 - 鉢花欄・蘭鉢等の取扱量においてアジア最大、世界5位の花き卸売市場(1996年開場)[18][19]

通信

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マスメディア

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中継局

教育

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桜花学園大学
藤田医科大学

大学

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私立

短期大学

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私立

高等学校

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県立
私立

中学校

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市立
私立

小学校

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市立

その他学校

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閉校となった学校

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生活基盤

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交通

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前後駅
伊勢湾岸自動車道 豊明IC

鉄道

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市内を通る鉄道は名鉄名古屋本線のみである。市中心よりやや西に離れた場所を概ね東西に貫通している。市域がそれほど広くないため、駅は2ヶ所と少ない。

代表駅は前後駅。ただし市役所へは両駅とも距離がある。

名古屋鉄道(名鉄)

中京競馬場前駅は隣接する名古屋市緑区にあるが、駅南側は豊明市になる。

名古屋市営地下鉄桜通線徳重駅から市北部を経由して豊田市南部方面へ延伸する計画があるが、着工には至っていない。徳重駅は市境から2kmほどの場所に位置しており、後述の通り市内から名古屋市営バスや名鉄バスが連絡している。

バス

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コミュニティバス
  • 豊明市公共施設巡回バス「ひまわりバス」
    • 中央循環コース(市役所〜藤田医科大学病院〜前後駅〜市役所〜豊明駅など)
    • 南部循環コース(前後駅〜桶狭間古戦場伝説地など)
  • 大府市循環バス「ふれあいバス」
    • 東コース(名鉄前後駅〜大府駅東)
    • 北コース(名鉄前後駅〜共和駅東)
  • 東郷・藤田医大バス
名鉄バス
  • 前後駅〜豊明団地〜藤田医科大学病院
  • 前後駅〜豊明団地〜藤田医科大学病院〜地下鉄徳重
  • 前後駅〜豊明団地〜藤田医科大学病院〜地下鉄徳重〜赤池駅
  • 前後駅〜豊明団地〜勅使台〜藤田医科大学病院
  • 前後駅〜豊明団地〜勅使台
  • 前後駅〜二村台四丁目〜豊明団地〜前後駅
  • 前後駅〜豊明市役所〜吉池団地〜豊明市役所〜前後駅
  • 前後駅〜豊明市役所〜祐福寺〜赤池駅
市内を走るすべての系統が急行停車駅の前後駅を起終点としている。2001年までは前後駅と豊明駅を結ぶ系統(現在の吉池団地循環系統)や日進駅へ向かう系統(現在の祐福寺経由赤池駅発着系統)も存在した。2000年までは前後駅から大府駅へ向かうバスも存在した。2011年3月27日より藤田医科大学病院(当時の名称は藤田保健衛生大学病院)行きのバスの半数程度が地下鉄徳重・赤池駅方面へ延長となり、市内から地下鉄へのアクセスもしやすくなった。
名古屋市営バス
  • 徳重13号系統 地下鉄原〜地下鉄徳重〜藤田医科大学病院
  • 徳重13号系統 地下鉄徳重〜藤田医科大学病院
  • 鳴子16号系統 地下鉄鳴子北〜鳴子みどりヶ丘〜藤田医科大学病院
  • 緑巡回系統 藤田医科大学病院〜緑市民病院〜大高駅〜寅新田〜名鉄有松
  • 徳重巡回系統 白土〜地下鉄徳重〜地下鉄神沢〜藤田医科大学病院
2003年3月27日より、藤田医科大学病院バス停に名古屋市営地下鉄桜通線野並駅(2011年3月27日からは鳴子北駅および徳重駅)・鶴舞線原駅JR東海東海道本線大高駅前からの系統が乗り入れている。各系統とも本数は1時間に1・2本程度と少ない。

市境から徒歩で行けるバス停としては他に、市バスのみどりが丘公園会館、みどりが丘公園、太子、郷前、名鉄バスの三ツ池など複数が存在する。

この他、東郷町巡回バス「じゅんかい君」が市内の薮田バス停を経由している。

2018年7月より、豊明市とアイシン精機、スギ薬局が提携してデマンド型乗り合い送迎サービス「チョイソコ」を運行している。2019年4月よりひまわりバスが再編されて経路が大きく削減されたため、経由しない地区の住民にとってはチョイソコが補完路線となる。同時に運賃が200円となった。

2019年9月2日より、前後駅南口(名鉄バスとは停留所の場所が異なる)に大府市循環バスが乗り入れている。

道路

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高速道路

伊勢湾岸自動車道

  • (刈谷市) - (4)豊明IC -(名古屋市緑区)
国道
国道1号標識 国道1号
国道23号標識 国道23号名四国道知立バイパス
主要地方道
  • 愛知県道57号瀬戸大府東海線
    • 愛知県道57号の市内区間はほぼ4車線となっている。国道1号の市内区間は豊明IC以西が全て2車線で、4車線化も困難であるため、市内のほぼ全線が4車線以上となっている国道23号が事実上国道1号のバイパスである。
  • 愛知県道56号名古屋岡崎線
    • 2017年現在、沓掛町内の一部区間のみが開通している。
  • このほか、愛知県道56号名古屋岡崎線の新道(愛知県道220号阿野名古屋線として一部供用中)、平手豊明線、大根若王子線などの都市計画道路の建設計画がある。
一般県道

ナンバープレート

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豊明市は、名古屋ナンバー(愛知運輸支局)が割り当てられている。

観光

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沓掛城址
香華山高徳院(桶狭間の戦いで、今川義元の本陣があった場所と伝わる)
曹源寺知多四国霊場の一番札所)

2016年より、桶狭間の戦いで織田信長が今川義元の大軍を破ったことにちなみ、「大金星のまち とよあけ」と称して各種観光PRを行っている。

文化財

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国の史跡
県指定文化財
  • 食虫植物豊明のナガバノイシモチソウ自生地 - 珍しく赤系の花が咲く。毎年8月に一般公開をしている。(天然記念物)
  • 大脇の梯子獅子 (10月) - 高さ12mのやぐらの上で獅子舞を披露する。舞台の上でも獅子舞を披露する。(無形民俗文化財)
市指定文化財
  • 一之御前安産水 - 安産祈願の一之御前社が存在。室町時代にはこの場所で清水が湧いていたとされ、沓掛城主近藤の娘が飲んで安産したと伝えられている。
  • 二村山峠地蔵尊 - 頭のない地蔵が安置されている。この地蔵は鎌倉街道を通る旅人が山賊に襲われた際、身代わりになって助けたとされている。
  • 二村山切られ地蔵尊 - 胴体が斜めに切られ上半身と下半身が別々になっている。
  • 曹源寺 山門- 享保2年(1717年)建立。知多四国霊場の一番札所。
  • 大狭間湿地(天然記念物:期間限定公開)

名所・旧跡

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主な城郭
  • 沓掛城 - 現在は「沓掛城址公園」として整備されている。曲輪や空堀などの遺構が残る。
主な寺院
主な神社
  • 宿鹿嶋社
  • 徳田八幡社
  • 山神社
  • 住吉社
  • 一之御前社
  • 白山社
  • 八龍社
  • 長盛院
  • 鹿嶋神社
  • 諏訪社
  • 豊明神社
  • 神明社
  • 金刀比羅社
  • 西川神明神社
  • 大久伝八幡社
  • 八剱社
  • 八剱神社
  • 八幡社
  • 高島八幡社
  • 前後神明社
  • 阿野八剱社
  • 落合神明社
  • 舘秋葉神社
  • 桶狭間神社
  • 乃木神社
  • 大脇神社
  • 桜ヶ丘神明社
街道
主な遺跡
  • 若王子遺跡(旧石器〜奈良時代)[22]
  • 勅使池遺跡(旧石器、縄文時代)
  • 徳田池下遺跡(縄文時代)
  • 薬師ヶ根遺跡(古代〜中世)

観光スポット

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中京競馬場
公園・緑地
  • 勅使水辺公園[23]
  • 三崎水辺公園
  • 大蔵池公園
  • 中央公園
  • 大原公園
  • 落合公園
  • 西池公園
主要な観光施設
  • 中京競馬場
  • 愛知豊明花き地方卸売市場(アジア最大の鉢物卸売市場・一般見学要予約)[24]
文化施設
  • 豊明市共生交流プラザ「カラット」(2022年5月6日に旧豊明市立唐竹小学校に設置[25]
    • 豊明市歴史民俗資料室(旧豊明市立唐竹小学校の北校舎に開設されていた施設で、2022年5月の豊明市共生交流プラザ「カラット」開設により南校舎跡の建物に移転[25]
  • 陶芸の館(大池公園内:大蔵池古窯から出土した鎌倉時代の行基焼や皿等を展示)
主な観光スポット
  • 二村山 - 古くから歌に詠まれてきたなどの名勝地。山頂には展望台がある。

文化

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祭事・催事

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桶狭間古戦場まつり
主な行事
  • 一之御前安産水祭り(3月)
  • 桜まつり(4月) - 三崎水辺公園の咲く桜の下で、芸能発表・野点・写真撮影会・写生大会などが催される。
  • 二村山花祭り(4月)
  • 桶狭間古戦場まつり(6月) - 市民参加の武者行列と合戦再現劇がメーン。
  • 高徳院きゅうり祭り(7月)
  • 豊明夏まつり(8月) - ステージショーと地域主催の盆踊り大会が同一会場(文化会館駐車場)で行われ、夕涼みの市民でにぎわう。メインは1,000発の花火。会場近くの休耕田で打ち上げられる。
  • ナガバノイシモチソウ一般公開(8月)
  • 上高根警固祭り(10月)
  • 大脇の梯子獅子(10月)
  • 豊明まつり(11月) - 商業・農業・芸能発表など多彩なイベントが市内各地で開催。
  • 豊明の大根炊き大祭(11月) - 曹源寺。
  • とよあけマラソン(11月) - 中京競馬場を発着点とするマラソン大会。全国各地からランナーがやって来る。時には著名人がゲストランナーとして招待される(間寛平錦野旦など)。かつては1月に開催されていた。現在は休止中。

出身・関連著名人

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なお工藤公康(プロ野球選手(投手)・監督)は「豊明市出身」として紹介される場合がある[注 1]が、本人の生誕地は名古屋市天白区で、出身小中学校も同区内の高坂小学校久方中学校(いずれも名古屋市立)である[31]。公康が名古屋電気高校に在学していた当時も、家族は天白区高坂町に在住していた[32]が、公康のプロ入り後(1984年)に豊明市二村台へ引っ越している[33]

キャラクター

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  • 原付萌奈美 - 株式会社ハンクルズが調査する、ご当地キャラクター人気ランキング[34]では、総勢4390体に及ぶご当地キャラクターの中で全国1位(2022年10月7日時点)[35]

以下は桶狭間の戦いにちなんで作られた自治体のマスコットである。

  • のぶながくん - 先のランキングでは全国4241位(愛知県下152位)[36]
  • よしもとくん - 先のランキングでは全国4242位(愛知県下153位)[37]

豊明市を舞台とした作品

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映画

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漫画

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  • 透明人間の骨(作者:荻野純) - 豊明市が舞台の漫画。

脚注

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注釈

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  1. ^ ホームラン』(発行元:日本スポーツ出版社廣済堂出版)の選手名鑑の場合、工藤は1982年(新人年)版 - 1984年版では「名古屋市天白区出身」となっているが[26][27][28]1985年版および2020年版では「豊明市出身」とされている[29][30]

出典

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  1. ^ NPO法人環境研究所豊明 1 2010年生涯学習講座“ぶらり豊明おもしろ発見!”第3回6/5(土)豊明市二村山、戦人塚 歴史の地巡り”. NPO法人環境研究所豊明. 2015年10月11日閲覧。
  2. ^ 平成25年度 とよあけの商工行政 3 市内観光地の案内”. 豊明市. 2015年10月11日閲覧。
  3. ^ NPO法人環境研究所豊明 2 2011年生涯学習講座“ぶらり豊明おもしろ発見!” 第3回“ぶらり豊明おもしろ発見!”鎌倉街道巡り”. NPO法人環境研究所豊明. 2015年10月11日閲覧。
  4. ^ a b 平成27年度版 豊明市の環境概況”. 豊明市. 2024年10月12日閲覧。
  5. ^ 豊明市とはどんなところ”. 豊明市. 2016年8月20日閲覧。
  6. ^ 豊明市生活排水対策推進計画(平成21年3月)”. 豊明市. 2015年10月7日閲覧。
  7. ^ ダクタイル鉄管第52号 平成4年5月 p.48 技術レポート2 河川横断部における超大口径2900mm推進工法用ダクタイル鉄管の施工について「3. 旧伏せ越し(玖)の由来」”. 2021年10月1日閲覧。
  8. ^ 平成25年度 豊明市事業仕分け 追加資料”. 豊明市. 2015年10月7日閲覧。
  9. ^ 豊明市 水防計画”. 豊明市. 2015年10月7日閲覧。
  10. ^ ため池概要”. 豊明市. 2015年10月12日閲覧。
  11. ^ 豊明町誌編集委員会 1959, p. 1.
  12. ^ 市史で豊明の紙上散歩はいかがですか”. 豊明市. 2010年8月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年10月12日閲覧。
  13. ^ 「豊明―名古屋南が開通 伊勢湾岸道 名高速ともつながる」『中日新聞 朝刊 県内版』2003年3月24日、16面。
  14. ^ 鈴木智行「名古屋市との合併協設置 豊明、長久手も本請求 各市町長に 住民グループ 2市2町 足並み」『中日新聞 朝刊 東なごや版』2004年6月2日、16面。
  15. ^ 鈴木智行、鈴木智重「名古屋市の合併協議“付議せず”回答 首長は冷静、住民『あきらめぬ』 豊明市『温度差を感じる』 日進市『トップが消極的』 長久手町『万博後に考える』 東郷町『長期的に検討を』 『勉強会』設けて 選挙で町動かす 住民有志ら」『中日新聞 朝刊 東なごや版』2004年6月17日、28面。
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  30. ^ 『完全保存版 プロ野球 セ・パ両リーグ 12球団全選手カラー百科名鑑2020』433号、廣済堂出版〈廣済堂ベストムック〉、2020年2月21日、40頁。ISBN 978-4331802939  - 『ホームラン』特別編集
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  32. ^ 『中日新聞』1981年8月20日夕刊E版第一社会面9頁「第65回 全国高等野球選手権大会 第13日 準決勝 報徳学園(兵庫)3-1名古屋電気(愛知) 無念、名電ナイン 金村(報徳)に1点どまり 決勝進出の夢消える」(中日新聞社)
  33. ^ 「工藤公康 不敵なマウンド度胸で日本シリーズMVP」『ベースボールアルバム』第9巻第1号、ベースボール・マガジン社、1987年12月15日、38頁。  - 通算第84号。1987年(昭和62年)1月1日発行。
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参考文献

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  • 豊明町誌編集委員会 編『豊明町誌』愛知郡豊明町、1959年1月15日。NDLJP:2993034 

関連項目

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外部リンク

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