コンテンツにスキップ

黒土三男

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
くろつち みつお
黒土 三男
生年月日 (1947-03-03) 1947年3月3日
没年月日 (2023-03-25) 2023年3月25日(76歳没)
出身地 日本の旗 日本熊本県熊本市
死没地 日本の旗 日本千葉県浦安市
国籍 日本の旗 日本
職業 映画監督脚本家
ジャンル 映画
主な作品
映画
蟬しぐれ
受賞
日本アカデミー賞
優秀監督賞
2006年蟬しぐれ
優秀脚本賞
2006年蟬しぐれ
その他の賞
日本映画批評家大賞
監督賞
2006年蟬しぐれ
テンプレートを表示

黒土 三男(くろつち みつお、1947年昭和22年)3月3日 - 2023年令和5年)3月25日)は、日本脚本家映画監督熊本県熊本市出身。

経歴

[編集]

熊本県立熊本高等学校立教大学法学部を卒業後、木下惠介プロダクションの助監督となる。2年間の勤務を経てフリーの脚本家となる。

1978年(昭和53年)TBS系で放送された『コメットさん』でTV脚本家としてデビューした。

1988年「とんぼ」「うさぎの休日」などで第7回向田邦子賞受賞[1][2]

1989年平成元年)『オルゴール』で映画監督デビュー。自身がメガホンを取った作品は全て自らが脚本を手がけている。

山田洋次監督作品映画『幸福の黄色いハンカチ』で脚本家の一人として参加し、以来、木下惠介とともに山田洋次を師として仰ぐ。

脚本、監督作品とも長渕剛を主演として起用したものが多い(長渕剛の「浦安の黒ちゃん」は黒土三男を元に書かれた曲である)が、映画『英二』の演出を巡り対立したため、死去まで2人の間に交流はなかった[3]

2006年5月、映画『蟬しぐれ』の撮影時に出会った庄内平野の米を応援する「庄内米ファンクラブ」の初代会長に就任した。

2011年7月より放送の『水戸黄門』(第43部)では、脚本として参加している。

2011年3月の東日本大震災以降、愛知県豊田市に移住。2016年、豊田市を舞台とした自身の脚本・監督映画「星めぐりの町」の製作を発表[4]。2017年春に撮影[5]、2018年1月27日に全国公開された[6]。これが生前最後の作品となった。

晩年は2022年9月に外出先で倒れ療養していたが、2023年3月25日午後10時17分、多臓器不全のため千葉県浦安市の自宅で死去した[7][8]。76歳没。

作品

[編集]

テレビドラマ脚本

[編集]

映画監督・脚本

[編集]

舞台脚本

[編集]

脚注

[編集]

外部リンク

[編集]
pFad - Phonifier reborn

Pfad - The Proxy pFad of © 2024 Garber Painting. All rights reserved.

Note: This service is not intended for secure transactions such as banking, social media, email, or purchasing. Use at your own risk. We assume no liability whatsoever for broken pages.


Alternative Proxies:

Alternative Proxy

pFad Proxy

pFad v3 Proxy

pFad v4 Proxy