小竹駅
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小竹駅 | |
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西口(2008年4月) | |
こたけ Kotake | |
◄JC18 勝野 (3.8 km) (3.4 km) 鯰田 JC16► | |
所在地 | 福岡県鞍手郡小竹町大字勝野2128[1] |
駅番号 | JC 17 |
所属事業者 | 九州旅客鉄道(JR九州) |
所属路線 | ■筑豊本線(福北ゆたか線) |
キロ程 | 31.3 km(若松起点) |
電報略号 | コケ |
駅構造 | 地上駅(橋上駅)[1] |
ホーム | 1面2線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
567人/日(降車客含まず) -2021年- |
開業年月日 | 1892年(明治25年)10月28日[1][2] |
備考 | 無人駅[3] |
小竹駅 | |
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こたけ Kotake | |
(2.2 km) 目尾► | |
所属事業者 | 日本国有鉄道 |
所属路線 | 幸袋線 |
キロ程 | 0.0 km(小竹起点) |
開業年月日 | 1894年(明治27年)12月28日[4] |
廃止年月日 | 1969年(昭和44年)12月8日[4] |
小竹駅(こたけえき)は福岡県鞍手郡小竹町大字勝野にある九州旅客鉄道(JR九州)筑豊本線(福北ゆたか線)の駅である[1]。駅番号はJC17。
日本国有鉄道(国鉄)幸袋線及び新多への貨物支線が小竹駅から分岐していた[1]。
歴史
[編集]- 1892年(明治25年)10月28日:筑豊興業鉄道(1894年筑豊鉄道に改称)が開設[1][2]。
- 1894年(明治27年)12月28日:当駅 - 幸袋(幸袋炭坑)間(後の幸袋線)開通[4][2]。
- 1897年(明治30年)10月1日:筑豊鉄道を九州鉄道(初代)が合併[5][6]。
- 1902年(明治35年)6月2日:当駅 -塩頭間貨物支線(後の筑豊本線)開通[6]。
- 1907年(明治40年)7月1日:九州鉄道(初代)が国有化され、帝国鉄道庁所管[6]。
- 1913年(大正2年)7月1日:当駅 -新多間貨物支線(筑豊本線)開通[6]。
- 1945年(昭和20年)6月10日:合理化により当駅 - 塩頭間貨物支線を廃止し、当駅の側線として併合[7]。
- 1969年(昭和44年)
- 1982年(昭和57年)11月15日:貨物業務取扱廃止[9]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱い廃止[9]。駅員無配置駅となる[10][11](その後、業務委託駅となる)。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化によりJR九州が継承[12]。
- 2001年(平成13年)10月6日:駅舎改築[1][13]。橋上駅舎化し、合わせて相対式2面2線から島式1面2線に変更[1][13]。
- 2009年(平成21年)3月1日:ICカードSUGOCAの利用を開始[14]。
- 2022年(令和4年)
駅構造
[編集]地上駅。石炭輸送全盛時代は多数側線が存在したが構内が大幅整理され、筑豊本線電化の際、島式ホーム1面2線を有する構造となり、橋上駅舎に改築された[1]。駅舎内は自由通路があり、小竹町コミュニティホールも併設されている[13]。また駅名の一字「竹」をイメージして駅をデザインしている[13]。新多支線との分岐部の跡は保線車両留置用の側線となっている。
SUGOCAの利用が可能であるが、カード販売は行わずチャージのみ取扱を行う[16]。
のりば
[編集]のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | 福北ゆたか線 | 下り | 新飯塚・博多方面 |
2 | 上り | 直方・折尾方面 |
利用状況
[編集]2020年(令和2年)度の1日平均乗車人員は538人であり、JR九州の駅としては第208位である[17]。
近年の1日平均乗車人員は下表のとおりである。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
2016年(平成28年) | 700 |
2017年(平成29年) | 714[18] |
2018年(平成30年) | 698[19] |
2019年(令和元年) | 692[20] |
2020年(令和 | 2年)538[17] |
駅周辺
[編集]筑豊本線は小竹町の中心部を通っているが、駅自体は中心部から直方方向へ600mほど外れた位置にあり駅前は閑散としている。
- 国道200号
- 福岡県道74号宮田小竹線
- 遠賀川ふれあい橋
- 小竹町役場 - 2020年5月7日より駅近くに移転した。
- 小竹団地 (工業団地)
- 日本郵政小竹郵便局
- トライアル小竹店
- 小竹町立小竹南小学校
- 町民グラウンド
- ミッションバレーゴルフクラブ
バス路線
[編集]いずれも西口ロータリーより発車
- 小竹町巡回バス「ひまわり号」小竹駅西口バス停 - 町内各地へ運行(土曜日午後と日祝日は運休)
- 宮若市乗合バス「宮田・小竹線」小竹駅バス停 - JR宮田行
隣の駅
[編集]かつて存在した路線
[編集]- 日本国有鉄道
- 幸袋線
- 小竹駅 - 目尾駅
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i j 『週刊JR全駅・全車両基地』第07号、朝日新聞出版、2012年9月23日、22頁。
- ^ a b c 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 4号、12頁
- ^ “福岡支店内各駅”. JR九州鉄道営業. 2017年6月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年11月13日閲覧。
- ^ a b c d 弓削信夫『福岡県JR全駅』葦書房、1993年10月15日、151-152頁。ISBN 4751205293。
- ^ 『週刊JR全駅・全車両基地』第07号、朝日新聞出版、2012年9月23日、30-31頁。
- ^ a b c d 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 4号、13頁
- ^ 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 4号、14頁
- ^ 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 4号、26頁
- ^ a b 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、787頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ “門鉄、来月から9線区で合理化 25駅無人化 委託化は5駅”. 交通新聞 (交通協力会): p. 1. (1984年1月24日)
- ^ 「通報 ●山口線大歳駅ほか76駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報号外』日本国有鉄道総裁室文書課、1984年1月30日、32面。
- ^ 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 4号、15頁
- ^ a b c d “新駅舎が完成”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 3. (2001年5月10日)
- ^ 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (2009年3月3日)
- ^ a b 『駅体制の見直しについて』(PDF)(プレスリリース)九州旅客鉄道、2021年12月23日。オリジナルの2021年12月23日時点におけるアーカイブ 。2021年12月24日閲覧。
- ^ SUGOCA 利用可能エリア 九州旅客鉄道、平成28年3月26日時点(2016年10月5日閲覧)。
- ^ a b “駅別乗車人員上位300駅(2020年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2021年9月17日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(2017年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2019年6月8日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(2018年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2019年8月5日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(2019年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2020年12月26日閲覧。
参考文献
[編集]関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 小竹駅(駅情報) - 九州旅客鉄道