コンテンツにスキップ

LOVE LOVE LOVE/嵐が来る

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「LOVE LOVE LOVE/嵐が来る」
DREAMS COME TRUEシングル
初出アルバム『LOVE UNLIMITED∞
A面 LOVE LOVE LOVE(#1)
嵐が来る(#2)
リリース
ジャンル J-POP
時間
レーベル Epic/Sony Records
作詞・作曲 吉田美和
中村正人(作曲)
プロデュース MIKE PELA
DREAMS COME TRUE
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 週間1位(オリコン
  • 1995年8月度月間1位(オリコン)
  • 1995年度年間1位(オリコン)
  • オリコン歴代シングルランキング10位
  • DREAMS COME TRUE シングル 年表
    サンキュ.
    (1995年)
    LOVE LOVE LOVE/嵐が来る
    (1995年)
    ROMANCE/家へ帰ろ
    (1995年)
    テンプレートを表示

    LOVE LOVE LOVE/嵐が来る」(ラヴ・ラヴ・ラヴ/あらしがくる)は、DREAMS COME TRUEの18thシングル(両A面シングル)。1995年7月24日発売。発売元はEpic/Sony Records(現:ソニー・ミュージックレーベルズ)(8cmCD: ESDB-3590)[1]

    概要

    [編集]
    • 累計248.9万枚を売り上げ(オリコン調べ)、DREAMS COME TRUEのシングル作品では最大のセールスを記録している。またアルバム「DELICIOUS」と共に同年のオリコン年間チャート第1位を獲得した。
    • 2020年時点での日本の歴代CDシングル販売枚数10位[2]
    • ジャケット写真は篠山紀信が担当[注 1]

    楽曲解説

    [編集]
    LOVE LOVE LOVE
    • TBSドラマ愛していると言ってくれ」主題歌&挿入歌。「愛していると言ってくれ オリジナル・サウンドトラック」には主人公のテーマ曲として制作され収録されている。
    • 第6回「ザテレビジョンドラマアカデミー賞」(1995年)にて主題歌賞を受賞した[3]
    • 本作の原曲は中村がデビュー前の20代の頃に当時の彼女へ、バレンタインデーのお返しのために作詞作曲した「ホワイトデー」という曲であった[4][注 2]。上記ドラマ主題歌のオファーを受けた際、吉田にこの曲を聴かせたところ、吉田はこの曲を引き受けて歌詞を書き換え完成した[6]。またこの曲は、3分で出来たという[7]
    • 本曲中の「ルルルルル…」の部分について、吉田は「あそこは絶対“ルルルルル”以外あり得ない」などと話している。一方、中村はこの箇所に歌詞を乗せていたとしていたがそれがどんな詞だったのかということについては「それは言えない」と話している[7]。2024年2月18日放送の「日曜日の初耳学」で中村が明かしたところによると、「ルルルルル…」の部分の歌詞は「素肌に着て」であったという[5]
    • 1995年のNHK紅白歌合戦にて、『ROMANCE』とともに披露された。
    • 曲のラスト部分のコーラスはコンサートでは観客の大合唱が恒例となっている。
    • ミュージックビデオが制作され、「LOVE UNLIMITED∞」のCD-EXTRA、20周年アニバーサリー・ブック&DVDセット「Do You Remember 20 Years with DREAMS COME TRUE?」に収録された。
    • 1998年に高校の音楽教科書に掲載[8]
    • 2006年の「第57回NHK紅白歌合戦」に出演した際、「何度でも」と「LOVE LOVE LOVE」と組み合わせた「何度でも LOVE LOVE LOVE」という形で演奏され、これ以降のライブパフォーマンスではこのアレンジで演奏されることもある[9]
    • 2016年にフルモデルチェンジされたSUBARUインプレッサ」のCMソングとして使用[10][11]
    • 2017年度の日本音楽著作権協会(JASRAC)の著作権使用料分配額(国内作品)ランキングで年間10位を獲得[12]

    アルバム収録

    [編集]
    LOVE LOVE LOVE 〜ALBUM VERSION
    嵐が来る

    収録曲

    [編集]
    CD[13]
    全作詞: 吉田美和、全作曲・編曲: 中村正人。
    #タイトル作詞作曲・編曲時間
    1.「LOVE LOVE LOVE」吉田美和中村正人
    2.「嵐が来る」吉田美和中村正人
    合計時間:

    ミュージックビデオ

    [編集]
    曲名 ミュージックビデオ
    LOVE LOVE LOVE 「LOVE LOVE LOVE」[14]
    「LOVE LOVE LOVE (from THE DREAM QUEST TOUR 2017 Live Ver.)」[15]
    「何度でも / LOVE LOVE LOVE (from DWL2007 Live Ver.)」[16]
    嵐が来る 「嵐が来る (from URAWAN 2012 Live Ver.)」[17]

    タイアップ

    [編集]
    曲名 タイアップ
    LOVE LOVE LOVE TBSドラマ愛していると言ってくれ」主題歌&挿入歌(1995)
    SUBARUインプレッサ」CMソング(2016)
    LOVE LOVE LOVE (English Version) Hondaオデッセイ」CMソング(2003)
    嵐が来る TBS系ドラマ「愛していると言ってくれ」挿入歌(1995)

    収録アルバム

    [編集]
    曲名 収録アルバム
    LOVE LOVE LOVE BEST OF DREAMS COME TRUE
    DREAMAGE-DREAMS COME TRUE “LOVE BALLAD COLLECTION”
    DREAMS COME TRUE THE BEST! 私のドリカム
    LOVE LOVE LOVE 〜ALBUM VERSION LOVE UNLIMITED∞
    DREAMS COME TRUE GREATEST HITS "THE SOUL"
    LOVE LOVE LOVE (English Version) LOVE OVERFLOWS -ASIAN EDITION-
    DREAMS COME TRUE GREATEST HITS "THE SOUL 2"
    嵐が来る DREAMS COME TRUE THE ウラBEST! 私だけのドリカム
    嵐が来る 〜ALBUM VERSION LOVE UNLIMITED∞

    カバー

    [編集]
    楽曲 リリース アーティスト 収録作品 備考
    Love Love Love 1997年10月30日 サーカス カバーアルバム「Heart」[18]
    2005年9月14日 徳永英明 カバーアルバム「VOCALIST
    2015年4月1日 トリビュートアルバム「私とドリカム2 -ドリカムワンダーランド2015 開催記念 BEST COVERS-
    2007年2月21日 中西保志 カバーアルバム「Standards」[19]
    2007年7月19日 大橋純子 カバーアルバム「Terra」[20]
    2007年8月22日 LOVERS ROCREW カバーアルバム「LOVERS POP」
    2008年11月26日 エリック・マーティン カバーアルバム「Mr.Vocalist」[21] 英語でのカバー
    2009年3月25日 桑田佳祐 映像作品「昭和八十三年度! ひとり紅白歌合戦
    2009年4月8日 布施明 カバーアルバム「Ballade II」[22]
    2009年8月26日 木山裕策 I believe / 永遠
    2010年8月4日 cargo×seira アルバム「Flower Shower」[23] 英語でのカバー
    2010年9月15日 シン・スンフン カバーアルバム「My Favorite」[24]
    2010年10月20日 岩崎宏美 カバーアルバム「Dear Friends V
    2012年12月5日 さくらまや カバーアルバム「まや☆カラ カラオケクイーンさくらまやと歌おう!!」
    2013年5月8日 堂本剛 カバーアルバム「カバ
    2013年6月5日 クリス・ハート カバーアルバム「Heart Song」[25]
    2013年10月2日 ザ・ユナイテッド アルバム「ウィー・アー・ザ・ユナイテッド」[26] 英語でのカバー
    2014年3月26日 miwa/eji トリビュートアルバム「私とドリカム -DREAMS COME TRUE 25th ANNIVERSARY BEST COVERS-
    2015年12月2日 華原朋美 カバーアルバム「MEMORIES 3 -Kahara Back to 1995-[27]
    2017年5月3日 Ms.OOJA カバーアルバム「Ms. OOJAの、いちばん泣けるドリカム
    2017年7月7日 井上苑子 トリビュートアルバム「The best covers of DREAMS COME TRUE ドリウタ Vol.1

    脚注

    [編集]

    注釈

    [編集]
    1. ^ クレジットに表記されている。
    2. ^ 「LOVE LOVE」以降のメロディーは追加作曲されたものである[5]

    出典

    [編集]
    1. ^ Dreams Come True/Love Love Love”. Sony Music. 2021年8月1日閲覧。
    2. ^ 日本で一番売れた曲ランキング”. ヒットソング(歴代). 2021年8月1日閲覧。
    3. ^ 第6回ザテレビジョンドラマアカデミー賞”. ザテレビジョン. 2021年9月1日閲覧。
    4. ^ ホワイトデー”. DCT Entertainment (2007年3月14日). 2021年8月1日閲覧。
    5. ^ a b LOVE LOVE LOVE/未来予想図II/うれしい!たのしい!大好き!/うれしはずかし朝帰り EXILE HIRO感銘を受けた伝説ライヴ「地上20mフライング熱唱」「ジェットコースター」 日曜日の初耳学 TVer
    6. ^ 「1番ソングSHOW」2014年7月2日(水)放送内容”. 価格.com (2014年7月2日). 2014年7月3日閲覧。
    7. ^ a b ドリカム吉田美和 あの名曲は「3分でできた曲」だった スタジオの駐車場で「来た来た来た!!って」”. スポーツニッポン (2023年6月26日). 2023年6月27日閲覧。
    8. ^ 『歌い継がれる名曲案内 音楽教科書掲載作品10000』日本アソシエイツ、2011年、490頁、817頁。ISBN 978-4816922916
    9. ^ Dreams Come True. “Dreams Come True/何度でもLoveLoveLove”. 2021年8月1日閲覧。
    10. ^ DREAMS COME TRUEあの名曲が新型「インプレッサ」CM彩る”. 音楽ナタリー (2016年9月21日). 2016年9月21日閲覧。
    11. ^ スバル 新型「インプレッサ」 TVCM放送開始 ~TVCM楽曲にDREAMS COME TRUEの「LOVE LOVE LOVE」を採用~”. 株式会社SUBARU(旧名称:富士重工業) (2016年9月21日). 2016年9月30日閲覧。
    12. ^ 2018年 国内作品分配額ベスト10(金・銀・銅賞関連)、日本音楽著作権協会、2018年。
    13. ^ Dreams Come True/Love Love Love”. Tower Records. 2021年7月1日閲覧。
    14. ^ DREAMS COME TRUE (29 October 2018). LOVE LOVE LOVE (YouTube). 2022年12月31日閲覧
    15. ^ DREAMS COME TRUE (31 October 2018). LOVE LOVE LOVE (from THE DREAM QUEST TOUR 2017 Live Ver.) (YouTube). 2022年12月31日閲覧
    16. ^ DREAMS COME TRUE (11 December 2019). 何度でも / LOVE LOVE LOVE (from DWL2007 Live Ver.) (YouTube). 2022年12月31日閲覧
    17. ^ DREAMS COME TRUE (31 October 2018). 嵐が来る (from URAWAN 2012 Live Ver.) (YouTube). 2022年12月31日閲覧
    18. ^ Circus/Heart”. CD Journal. 2021年8月1日閲覧。
    19. ^ 中西保志/Standards”. Tower Records. 2021年8月1日閲覧。
    20. ^ 大橋純子/Terra”. Tower Records. 2021年8月1日閲覧。
    21. ^ Eric Martin/Mr.Vocalist”. Tower Records. 2021年8月1日閲覧。
    22. ^ 布施明/BalladeII”. Tower Records. 2021年8月1日閲覧。
    23. ^ CargoxSeira/Flower Shower”. Tower Records. 2021年8月1日閲覧。
    24. ^ Shin Seung Hun/My Favorite”. Tower Records. 2021年8月1日閲覧。
    25. ^ Chris Heart/Heart Song”. Tower Records. 2021年8月1日閲覧。
    26. ^ The United/We Are the United”. Tower Records. 2021年8月1日閲覧。
    27. ^ 華原朋美、新作は95年J-POPカバー “本家”シャ乱Qはたけ・大黒摩季と共演”. ORICON STYLE (2015年10月9日). 2015年10月9日閲覧。

    外部リンク

    [編集]


    pFad - Phonifier reborn

    Pfad - The Proxy pFad of © 2024 Garber Painting. All rights reserved.

    Note: This service is not intended for secure transactions such as banking, social media, email, or purchasing. Use at your own risk. We assume no liability whatsoever for broken pages.


    Alternative Proxies:

    Alternative Proxy

    pFad Proxy

    pFad v3 Proxy

    pFad v4 Proxy