コンテンツにスキップ

Nothing Without You

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「Nothing Without You」
鈴木あみシングル
初出アルバム『SA
リリース
ジャンル J-POP
時間
レーベル Sony Music Entertainment (Japan) Inc./TRUE KiSS DiSC
作詞・作曲 MarcTetsuya Komuro
プロデュース TETSUYA KOMURO
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 週間3位(オリコン
  • 1999年度年間50位(オリコン)
  • 鈴木あみ シングル 年表
    white key
    1998年
    Nothing Without You
    (1999年)
    Don't leave me behind/Silent Stream
    1999年
    テンプレートを表示

    Nothing Without You」(ナッシング・ウィズアウト・ユー)は、日本の歌手・鈴木あみの5枚目のシングル。1999年2月17日TRUE KiSS DiSCよりリリースされた。

    概要

    [編集]
    • プレイステーション用・テクモ社ゲーム『モンスターファーム2』CMソングに起用された。CMにゲームのアニメ・キャラクターと共に本人自身が出演していた。本CDを同ゲームで読み込ませると、鈴木をモデルにしたレアモンの「ミーア」が再生される[1]
    • 本作からSMEJ Associated Recordsから同じSMEJ Associated Records内のTRUE KiSS DiSCに移籍した。
    • 本楽曲は「海外の音楽は細かい技や飾りが削ぎ落とされて、きれいに構成が整っている。派手で華やかなアレンジより、しっかりした気持ちいいリズムと一定の言葉のリフレインで構成された楽曲が支持されるようになってきている」と自分の得意としている分野と海外の本流のずれを感じた小室が「イントロからアウトロまで、全く同じキー・リズム・コード進行で通す」ことをコンセプトに制作した[2]。ただし、ヴォーカル用のメロディは「Aメロ→Bメロ」と定型的な作りではなくて、全く同じメロディは出てこない難解な構成だった[3]
    • 実制作のスケジュールはギリギリで、鈴木はスタジオに入った後すぐに30分で歌詞を覚えて、仮歌を録った。鈴木は「頑張って歌いたい、でもまだ覚えてない」と青ざめながら、無口で自分の世界に入り込む形で覚えて臨んだ。その時の状況を鈴木は「これからも『短時間で集中して歌わなければいけない』ことは沢山あると思うし、そういう意味で良い勉強になったレコーディングだった」と振り返っている[3]

    収録曲

    [編集]
    1. Nothing Without You
      作詞:MARC/作曲:小室哲哉/編曲:小室哲哉・久保こーじ/ミキシング:小室哲哉
    2. Nothing Without You (remix)
      リミックス:中堅工房
    3. Nothing Without You (tv mix)

    収録アルバム

    [編集]
    • オリジナル『SA』(1999年3月25日)
    • ベスト『FUN for FAN』(2001年05月30日)

    出典

    [編集]
    1. ^ 柳島雄太 (2020年9月26日). “令和の時代に「モンスター甲子園」復活!10月&12月に2大会の実施が決定”. GAME Watch. https://game.watch.impress.co.jp/docs/news/1279277.html 2023年2月11日閲覧。 
    2. ^ 文藝春秋刊 『考えるヒット2』 近田春夫著 354P-356Pより。
    3. ^ a b 角川書店刊「CDでーた」1999年2月20日号「ARTIST FOLIO 鈴木あみ」31Pより。
    pFad - Phonifier reborn

    Pfad - The Proxy pFad of © 2024 Garber Painting. All rights reserved.

    Note: This service is not intended for secure transactions such as banking, social media, email, or purchasing. Use at your own risk. We assume no liability whatsoever for broken pages.


    Alternative Proxies:

    Alternative Proxy

    pFad Proxy

    pFad v3 Proxy

    pFad v4 Proxy