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POWERS

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『POWERS』
羊文学スタジオ・アルバム
リリース
ジャンル ロック
時間
レーベル F.C.L.S.
チャート最高順位
週間32位(オリコン
羊文学 アルバム 年表
ざわめき
2020年
POWERS
(2020年)
you love
2021年
ミュージックビデオ
テンプレートを表示
映像外部リンク
羊文学 - あいまいでいいよ / THE FIRST TAKE - YouTube
羊文学 - 1999 / THE FIRST TAKE - YouTube

POWERS』(パワーズ)は羊文学スタジオ・アルバムメジャー・デビュー作として、F.C.L.S.より2020年12月9日にリリースされた。

概要

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羊文学としては、2018年リリースの『若者たちへ』以来通算2作目のスタジオ・アルバムとなった。また、CD作品としては2020年2月リリースのEP『ざわめき』以来の作品となっている。

タイトルは収録曲全曲を作詞・作曲したボーカル・ギターの塩塚モエカが考案したもので、インタビューでは「収録曲を見返したときに1曲1曲がストーリーやカラーを強く持っているように感じて、パワーがいっぱいだからそういうタイトルにしようかなと思って調べてみたんです。そしたら魔法の力を言い表すときは「POWERS」って複数形になることを知って、お守りや拠り所になるようなアルバムにしたいと思っていたからぴったりだなと」と語っている[1]

収録曲

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全作詞・作曲: 塩塚モエカ。
#タイトル作詞作曲・編曲
1.「mother」塩塚モエカ塩塚モエカ
2.「Girls」塩塚モエカ塩塚モエカ
3.「変身」塩塚モエカ塩塚モエカ
4.「ハロー、ムーン (album mix)」塩塚モエカ塩塚モエカ
5.「ロックスター」塩塚モエカ塩塚モエカ
6.「おまじない」塩塚モエカ塩塚モエカ
7.「花びら」塩塚モエカ塩塚モエカ
8.「砂漠のきみへ」塩塚モエカ塩塚モエカ
9.「powers」塩塚モエカ塩塚モエカ
10.「1999」塩塚モエカ塩塚モエカ
11.「あいまいでいいよ」塩塚モエカ塩塚モエカ
12.「ghost」塩塚モエカ塩塚モエカ
合計時間:

CDのみのシークレットトラックとして、13曲目に「人間だった」(『ざわめき』収録)のアコースティックバージョンが収録されている。

ライブDVD

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標準仕様[2]として、2020年8月に開催されたオンラインツアー「優しさについて」の全3公演より、各公演3曲ずつ計9曲のライブ映像を収めたDVDが付属している。塩塚モエカは、「私たち羊文学の2020年のドキュメンタリーという側面もあります。」と述べている[2]

#タイトル作詞作曲・編曲
1.「雨」(2020年8月2日 調布Cross)  
2.「うねり」(2020年8月2日 調布Cross)  
3.「踊らない」(2020年8月2日 調布Cross)  
4.「エンディング」(2020年8月9日 下北沢LIVE HAUS)  
5.「RED」(2020年8月9日 下北沢LIVE HAUS)  
6.「Step」(2020年8月9日 下北沢LIVE HAUS)  
7.「ミルク」(2020年8月16日 下北沢BASEMENT BAR)  
8.「祈り」(2020年8月16日 下北沢BASEMENT BAR)  
9.「優しさについて」(2020年8月16日 下北沢BASEMENT BAR)  

楽曲について

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  1. Girls
  2. 2020年8月19日リリースの配信シングル『砂漠のきみへ/Girls』収録曲。
    YouTubeドラマ作品『DISTORTION GIRL』主題歌[3]。同作には塩塚も出演した[4]
  3. ハロー、ムーン (album mix)
  4. NHKEテレの番組『NHK for School』内の音楽コーナー「ほうかごソングス」に提供した楽曲『ハロー、ムーン ~月へ行く~』と同一の歌詞となっている[5]
  5. おまじない
  6. 小説を中心とした投稿サイト「monogatary.com」で開催された純文学コンテスト「羊文学賞」のテーマ楽曲[6]
  7. 砂漠のきみへ
  8. 2020年8月19日リリースの配信シングル『砂漠のきみへ/Girls』収録曲。
  9. 1999
  10. 読みは「いちきゅうきゅうきゅう」[7]
    インディーズ時代から存在する楽曲。クリスマスソングである。2018年には配信限定[8]2019年にはCDでリリースされた。
    2023年にはYouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」にて演奏した[9]
  11. あいまいでいいよ
  12. 2022年に「THE FIRST TAKE」で演奏した楽曲[10]

脚注

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注釈

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  1. ^ シークレットトラック除く。

出典

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  1. ^ 羊文学「POWERS」特集|メンバーインタビュー&11名の表現者によるコメント企画”. 音楽ナタリー (2020年). 2024年1月6日閲覧。
  2. ^ a b 「誰か」の背中にそっと手を添えて──羊文学、堂々のメジャー・デビュー・アルバム『POWERS』”. 2024年10月23日閲覧。
  3. ^ 羊文学、新曲「Girls」が次世代タレント×音楽がコンセプトのYouTubeドラマ・プロジェクト第1弾作"DISTORTION GIRL"主題歌に。莉⼦、香音、秋⽥汐梨、⻑⽉ 翠(ラストアイドル)ら出演”. skream! (2020年8月25日). 2024年1月6日閲覧。
  4. ^ YouTubeドラマ『DISTORTION GIRL』#05 まっすぐ歪め”. PLAY DISTORTION (2020年10月4日). 2024年1月6日閲覧。
  5. ^ 「ハロー、ムーン ~月へ行く~」 作詞・作曲:塩塚モエカ 歌・演奏:羊文学 - ウェイバックマシン
  6. ^ 羊文学の楽曲「おまじない」がお題、純文学コンテスト「羊文学賞」スタート”. Billboard JAPAN (2021年1月15日). 2024年1月6日閲覧。
  7. ^ 1999/人間だった”. SPACE SHOWER MUSIC. 2024年1月6日閲覧。
  8. ^ 羊文学、大好きなクリスマスのために「1999」配信リリース”. 音楽ナタリー (2018年11月20日). 2024年1月6日閲覧。
  9. ^ 羊文学 - 1999 / THE FIRST TAKE”. THE FIRST TIMES (2023年12月20日). 2024年1月6日閲覧。
  10. ^ 羊文学が「THE FIRST TAKE」初登場「皆さんの毎日をちょっとでもカラフルにできたら」”. 音楽ナタリー (2022年4月15日). 2024年1月6日閲覧。
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