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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

木村紺「神戸在住」を、阪神淡路大震災30年を機に回想したツイートの保存庫。/ついでに格闘技漫画も回想。木村紺先生の現在は?








これは本当に漫画文化的に称賛に値するのだが、講談社の「コミックDAYS」サイト @comicdays_team
https://x.com/comicdays_team
が雑誌横断で、こうやって30年前の作品「神戸在住」を含め第一話の多くを公開してるのは本当に有難く、素晴らしい。興味を持った人がすぐにチェックできるから商業的にも正しいのではないのかしらん。小学館「ビッコミ」もそうあるべきかと……
comic-days.com



ところで自分も大したもので、この作品が連載されている時点からブログを継続しているから、最終回を迎えた時に、「一番印象に残った回」を書いている。それは、震災とは全く関係ない、「おばあちゃんに怒られた想い出」「そのおばあちゃんが亡くなった時の想い出」を描いた回だった。※単行本では5巻だったかな?

木村紺 神戸在住 おばあちゃんが亡くなった時の想い出

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木村紺神戸在住


※ちなみにこの紹介記事のメインは、当時はてなブログ(旧はてなダイアリー)で日記を書いていた作家・深町秋生氏の「神戸在住」書評が話題だった、と伝えるものだったが、同ブログ全体が現在は非公開設定となっている。残念なことだ

http://d.hatena.ne.jp/FUKAMACHI/20080502
■2008-05-02 誰よりも硬派でした「神戸在住


コミックDAYSは文化史的な意義も大きいが、商売としてもなかなかプロで、普通の回が60P(60円相当)なのに、この回は80Pになっている(笑)。いや確かに妥当だ、ぜひ読んでほしいところである。
comic-days.com

映画にもなったのだった。


木村紺先生のその後…格闘技漫画、良作だったが…「巨娘」の後、2020年代以降の活動は?

自分はこの、Xでの「神戸在住」プチブーム(※俺のタイムラインの中で)を受けて、こんな投稿をした



その、格闘技漫画2つの記録もわがブログには残ってるねん

とくにこの「寝技」を巡るストーリーラインはすごかった。
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木村紺 からん

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しかし、まあぶっちゃけ、全構想を描き切れるような人気の安定した作品にはなりませんでした。最終巻はかなり描きおろしをして補足してたっけ。
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その後のボクシング漫画「マイボーイ」も同様に……
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巨娘」は、小ヒットって感じかしら。



からんの女子柔道部や「巨娘」は、ジェンダー的な視点からの読み解きも興味深そうだけど…。
「女性が肉体的(暴力的)にも強く、また欲望とその表明にもまったく躊躇が無い、いわゆる”肉食的”であることを売りにした作品」は当時はめずらしかったんじゃないか。いまもそうか。

からん・マイボーイはコミックDAYSにも第一話が無いが、巨娘はある。※これがビジネスの論理…
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それはともかくとして、2018年?に「巨娘」が連載終了後、木村紺氏の漫画家活動がどうなってるのか、ご存じありませんか?


ウィキペディアの情報で足りるというわけではないが

木村紺 - Wikipedia

作品リスト
神戸在住講談社 月刊アフタヌーン 1999年11月号 - 2006年5月号、全10巻)
巨娘月刊アフタヌーン 2007年1月号 - 9月号、good!アフタヌーン創刊号(2008年11月7日刊行) - 3号、17号 - 20号、2016年4号 - 2018年1号、全5巻)※2004年に読み切りとして掲載された作品の連載化。
からん(月刊アフタヌーン 2008年5月号 - 2011年6月号、全7巻)
大好き!の弥太朗君(good!アフタヌーン 第39号 読み切り)※「マイボーイ」につながるプロローグ的な作品。
マイボーイ(月刊アフタヌーン 2014年5月号 - 2016年2月号、全4巻)

近年の動向について情報が

木村紺「神戸在住」を、阪神淡路大震災30年を機に回想したツイートの保存庫。/ついでに格闘技漫画も回想。木村紺先生の現在は? - INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

木村紺の最近の確認は2022年1月17日の朝日新聞「(阪神大震災27年)漫画だから伝えられる…木村紺さん」<a href="https://digital.asahi.com/articles/DA3S15173817.html" target="_blank" rel="noopener nofollow">https://digital.asahi.com/articles/DA3S15173817.html</a>/あと2022年11月『リフレイン』表紙 <a href="https://x.com/zeronendaiken/status/1592865328006311939" target="_blank" rel="noopener nofollow">https://x.com/zeronendaiken/status/1592865328006311939</a>

2025/02/03 08:37
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