最近、ちょっとだけ妹の勉強を見ている。
私は、親から「勉強をしなさい!」なんて言われたことがなくて、勉強自体が楽しくて自分で進めるタイプだった。
圧倒的に知識が不足していたから、学校で習うことが新鮮で面白かったのもあるだろうし、知らないことを知って、理解することを楽しいと感じる私の性格もあると思う。
一方で、ひとまわり離れた三女はそうではないらしい。
なんというか、テストの点数とか自分の成績とか、学校で先生が話していることまで、何も興味がないみたい。
でも、話している感じから、頭が悪いってわけじゃない。
勉強「は」できない、という感じだと思う。
だから、学校の成績はかなりよろしくないのだけど、地頭の良い三女がそんなことでバカにされるのは悔しいのと、勉強の楽しさを知らないのはもったいないな、というのとで、勉強会を組むことになった。
次回で3回目。
2回やってみて感じているのは、学ぶ力が全くないわけではないということ。
私も、勉強が好きな割にはテストが苦手で、高校以降はダメダメだった。
英語と化学はどれだけ勉強しても赤点スレスレだったし、覚える力もない。
でも、大人になって、ちょっとした資格をとった時なんかに、「テスト用の勉強」をするようになって、ちょっとコツを掴んだように思う。
私はそこに辿り着くのが遅過ぎたけど、中学生ならまだ間に合う。
目標は2つ。
①勉強の面白さを知ってもらう
②テストで平均を取れるようになる
人生、わからないよりもわかる方が楽しい。
調べ方を知っているだけで人生全然違う。
そんなわけで、部屋を片付けながら三女の役に立ちそうな勉強グッズを探す。
意味のわからないものをずっと持ち続けるタイプだから(買わないけど、あまり捨てない)色々出てくる。
・日本の白地図
・ミニサイズの英和辞典
・電子辞書
……などなど。
私の部屋で眠っていたものたちが、大好きな妹の役に立つなら嬉しい。
今こそ出番ですよ!!!!