こんにちは!
もこです。
今日は、『言語化大全』 を読みました。
この本では、思考を言葉にできない理由や、適切に表現するための具体的な方法が紹介されています。
私自身、普段から本を読んで語彙を増やしているつもりですが、いざ言葉にしようとすると、うまく出てこないことが多い…。
まさに「知っているのに使えない」状態です。
では、なぜ言語化できないのか? どうすればできるようになるのか?
言語化できない理由は2つ
『言語化大全』では、言語化できない理由として、次の2つを挙げています。
-
頭の中がぐちゃぐちゃで、整理されていない
→ 何か言いたいことはあるのに、思考がまとまらず言葉が出てこない状態。 -
思考停止していて、言葉にする材料がない
→ そもそも考えが深まっておらず、言語化の材料が足りていない状態。
うん。
私、どっちの状況もたびたびあるよ!!
思考がまとまらないから、言いたいことがあっても伝えられないことが多いんですよね。
そして、何か問われても「…頭の中、真っ白。」
みたいなこと、ある。
語彙力を増やすだけでは足りない
「言語化するには、語彙力を増やすことが大事」とよく言われます。
本書でも、まず語彙力を増やす方法が書かれています。
しかし、 語彙力があっても、それを使いこなせなければ意味がない。
例えば、私は月に10冊ほど本を読んでいます。
(ちなみに、月に10冊読む人は、社会人の3%程度だそうです)
そして、知らない言葉があればすぐに調べます。
でもね。
知識としては知っていても、いざ自分の言葉で説明しようとすると出てこないんですよ。
テストでいうと、4択なら答えられるのに、記述式になると思い出せない みたいな感じ。
結局、ただ知っているだけでは意味がなくて、使えるようになることが重要 なんですよね。
では、どうすれば「知っている言葉を使える言葉」に変えられるのか?
言語化を助ける2つの方法
本書では、言語化を助ける方法として、次の2つを紹介しています。
①「なぜ?」を意識する
言語化がうまくできないときは、 「なぜ?」と問い続ける ことで、解像度が上がっていくそうです。
例えば、
「この映画が面白かった!」
↓
「なぜ面白かった?」
↓
「主人公の成長が感動的だったから」
↓
「なぜ感動的だった?」
↓
「過去のトラウマを乗り越えるシーンに共感できたから」
…というふうに、 理由を掘り下げることで、より具体的な表現ができる ようになります。
②「思考の物差し」を使う
「思考の物差し」として、次のようなフレームワークを使うのも有効です。
- メリット・デメリット
- ビフォーアフター
- 類似点・相違点
- 誰におすすめか?
- どうやって行うか?
このような視点で考えると、ぼんやりしていた思考が具体的になります。
この「型」に当てはめることは、とても実用的。
人に伝えるときのコツ
本書では、言語化した内容を 「相手に伝わりやすくするコツ」 も紹介しています。
それは、「魅力的な数字や固有名詞を入れる」「抽象的な表現を減らす」 こと。
例えば、
❌ 「たくさんの人がこの本を読んでいる」
✅ 「この本は○万部売れている」
❌ 「私はよく本を読む」
✅ 「私は月に10冊以上本を読む」
というふうに、数字や具体的な言葉を入れるだけで、一気に伝わりやすくなる んですよね。
これは、ブログを書くときにも活かせそうです!
感想|この本は実践しやすい!
『言語化大全』は、 具体的なフレームワークやトレーニング方法が豊富で、すぐに実践できる のが魅力でした。
特に、ChatGPTを活用した言語化トレーニング も紹介されていて、楽しみながら訓練できるのが良かったです。
私もさっそく実践してみたので、次回のブログで紹介しようと思います!
まとめ
✔ 言語化できない理由は、思考の整理不足or材料不足
✔ 語彙を知っているだけでは不十分。使えるようにすることが大事
✔ 「なぜ?」と問う&思考の物差しを使うと、言語化しやすい
✔ 数字や固有名詞を入れると、相手に伝わりやすい
言葉に詰まりやすい人は、『言語化大全』を読んでみると、ヒントが得られるかもしれません!
読んだ本はこちら
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