こんにちは!
もこです。
今もなお、中途覚醒で悩んでいるよ!
睡眠の本、読んじゃうよね!というわけで、
『1日の休息を最高の成果に変える睡眠戦略 』という本を読みました。
一日の休息を最高の成果に変える睡眠戦略 世界のビジネスエリートが取り入れる「7つの眠り方」
睡眠を“武器”として活かす方法
この本は、単に「よく眠る」ことを推奨するものではなく、睡眠をポジティブに活用し、人生を良くするための“戦略”として捉えています。
1. 短時間睡眠戦略
短時間睡眠は一般的には良くないとされていますが、時には活用できちゃうという驚ろきの見解。
短時間睡眠をすると、ドーパミンやアドレナリンが分泌され、集中力や決断力が増すので、スタートアップ時など、に活用できるよ。
ただし、攻撃的になりやすい点には注意。
そのため人間関係が崩れがちなので、「どうしても成果を出したい時期」に、例えば3年間だけ短時間睡眠を取り入れる、といった戦略が有効です。
短時間睡眠を成功させるコツ
• 光・音・振動を遮断する(ノイズキャンセリングスピーカー、遮光カーテンの使用)
• 家族と寝る場所を分ける
• アイマスクや耳栓を活用する
• 25分以内の昼寝を取り入れる
この方法は「睡眠の質が悪く、寝つきが悪い人」にも効果的とのこと。
私、イヤホンをしているとなぜか息苦しくなっちゃうので、この本で「ノイズキャンセリングスピーカー」を知り、ほしくなりました。
2. 7~8時間の快眠戦略
現在、最も一般的に推奨されるのが7~8時間睡眠。
この睡眠法は、良好な人間関係を築きたいときや、クリエイティブな仕事をしたいときに最適。
オキシトシン(愛情ホルモン)の分泌が増え、人間関係が良くなる反面、「騙されやすくなる」一面もあるとか…。
良いことしかないと思っていたら、そんな副産物があるなんてっ!
3. 長時間睡眠戦略(10時間以上)
大谷翔平選手や藤井聡太棋士のような睡眠法。
大谷さん、めっちゃ眠るそうですね。
睡眠のために、先輩からのお誘いを断るほど。
睡眠中のレム睡眠を活用し、脳が学習を強化する仕組みを最大限に活かします。
ポイントは「ただ長く寝るのではなく、昼間に脳をしっかり使うこと」。
気を付けるべき点は、「ただの惰眠になっていないか?」
しっかり昼間に脳を使わないと、ダラダラ寝てるだけのナマケモノになります。
4. 多分割睡眠戦略
3時間寝て夜中に起き、4時からまた眠るといった「分割睡眠」。
授乳中の時期などにピッタリの睡眠戦略。
黒柳徹子さんや『そらまめくんのベッド』の著者もこの睡眠法を実践しているそう。
もともと、人間の「夜に7~8時間まとめて眠る習慣」は産業革命以降に定着したもの。
生物としての自然な睡眠は、多分割睡眠なのだとか。
夜にしっかり眠れないことを「異常」と考えるのは、実は思い込みかもしれません。
【感想】
夜に眠れない=問題ではない?
私は今、中途覚醒に悩まされています。
そのため、7.5時間睡眠をしなければ、とずっと思い込んでいました。
しかし、この本を読んで 「7~8時間連続で眠るのは産業革命以降の常識にすぎない」
という考えに目からウロコ。
「中途覚醒=異常」ではなく、ただの“多分割睡眠”なのかもしれない。
ならば、夜中に起きたら活動してしまえばいいのでは?
そう思うと、気持ちが少し楽になりました。
ただし、この睡眠戦略も、短時間睡眠と同じように、「授乳期だけ」などに区切って利用すべし、とのこと。
「完璧主義の罠」との共通点
先日読んだ『完璧主義の罠』という本では、現代メディアは「問題ではないこと」を問題のように見せ、人々に「もっと良くしなければ」と思わせていると指摘していました。
「完璧な睡眠をとらなければならない」という考えも、こうした思い込みの一つなのかもしれません。
まとめ
『睡眠戦略』は、単に「よく眠る」ことを勧める本ではなく、人生の目的や状況に応じた睡眠の活かし方を学べる本でした。
「中途覚醒=悪」と思い込んでいた私にとっては、目からウロコの内容。
自分に合った睡眠スタイルを模索するヒントになりそうです。
もし、あなたが「眠れないこと」に悩んでいるなら、この視点が少しでも役に立ちません。
「こうあるべき」に縛られすぎず、自分に合った睡眠を探してみてはいかがでしょうか?
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