Grok3のイマココ感あるリアルタイム性に「未来」を感じた

XにGrok 3が来ていました。
X、最新AI「Grok 3」を無料開放 「サーバーが倒れるまで」 - Impress Watch

Xの最新の投稿をふまえた生成ができることからのイマココ感と、反応速度や賢さのバランスから「普通の人としての自分」にちょうどよく、「AIが一緒にいてくれる未来」というのを感じました。

凄いものを凄い人だけが使うんだけなくて、凄いものを普通の人が普通に使うというのが「未来」って感じする。
凄いコンピュータが世界に5台だけあるんじゃなくて、普通の人が普通に凄いコンピュータを持ってるのが、コンピュータは世界に5台だけあればいいと言われたときから見た「未来」。

OpenAIのモデルは確かに賢くて「作業をするときの自分」が求めるのはこれなんだけど、報道やブログなどまとまった記事を対象にすることから1日程度のタイムラグもあるし多くの人が話題にするものしか取り上げられなくて、遠い世界の事柄の話をしている感じがある一方で、そうやってまとまってない事柄を対象にするGrokには身近感があります。生成も速いし。

「まともな調べものはGoogle検索だけど流行ってるものの検索にはSNS検索を使う」というのが、「流行ってるものをAIに聞きたかったらGrokに聞く」ってなる感じ。
ChatGPT 4oでもプロンプトを工夫すればちゃんと調べてくれたりするのだけど、Grokだと初手から最近のことを調べてくれて、そのあたりのシステムプロンプトのチューニングもいいです。

難しい問題が解けることや深い探求ができることではなく、身近な知的欲求に応えてくれるチューニングがされてるという感じ。

賢いモデルではあるようなので、まともな調べものも結構やってくれます。これでええやんと思ってしまう。ちゃんと調べるときにはちょっと物足りないけど。

しかしこれで、Twitter代替といわれていたSNSも、単にタイムラインのシステムを模倣するだけではXの代替にならなくなりましたね。
あと、いままであのSNSをX(Twitter)とか、あえてTwitterとか書いたりしていたけど、Grokを話題に出すときはXって書かないといけない気持ちになります。

ただ、価格表ではDeepSearch & Thinkはプレミアムプラスの6000円で使える機能なので、サーバーが倒れたあとに価格体系そのままなら悩みどころ。

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