こんにちは、ほそいです。
アヒージョといえば、いろんな食材をにんにくとオイルでぐつぐつ煮る、スペインの居酒屋(バル)の定番おつまみです。
私はこれが大好きなのでアヒージョ鍋を購入しましたが(楽天で2000円くらい)、そのせいで週三回はアヒージョをする生活になってしまいました。
今日はこのアヒージョにスポットをあててみたいと思います。
まずはお店にやってきました。
早稲田の「バルDESSE(バルデッセ)」です。
店員さんに「本日のアヒージョ」は何かときくと、「ごぼうのアヒージョ」とのことです。
ごぼう!
えびやマッシュルームなどの定番かと思っていたので意外でした。
ささがきごぼうがぐつぐついっています。
ごぼうのにんにく料理ってあまり食べたことがなかったけど、めちゃくちゃイケる!
ごぼうは下処理がちょっと面倒だけど、ささがきの水煮が売られているのでそれを使えばすぐできそうです。
ちなみにこのお店には「とろいわしのアヒージョ」という看板メニューもあり、そちらも人気だそうです。
さて、ここからは自宅で簡単にできるアヒージョを色々試してみたいと思います。レッツ・アヒ!
えびのアヒージョ
ド定番のえび。
冷凍えびをストックしておけばいつでも自宅がバルに早変わりです。
オリーブオイルに鷹の爪とにんにく、アンチョビフィレかアンチョビペースト(なければ塩)を適量入れて煮立たせ、香りが出てきたら具を入れて数分ぐつぐつするだけ。
えびはあまり煮すぎると固くなり、ぷりぷり感がなくなるので注意です。
マッシュルームのアヒージョ
えびと並ぶアヒージョ界の二大巨頭。
私は切って入れてますが、丸ごとのほうがおすすめです。
じゃあ切るなよという話ですが、早く食べたい気持ちには勝てず、切って熱の通りをよくしてしまうのです。
ということでせっかちは切りましょう。
あさりのアヒージョ
アヒージョは屋外のバーベキューでも楽しいです。
肉を焼いている横にそっと鍋を置きましょう。小さいものを網で焼くときにアヒージョという選択肢はなかなか具合がよいし、網の上が少しだけおしゃれになります。
おしゃれとかどうでもよいという人は、使い捨てのアルミ皿を使うと後片付けがラク。
あさりはスーパーで売られている生食用のゆであさりを使いました。
噛むとオリーブオイルがじゅわっとしておいしかったです。
さきいかのアヒージョ
コンビニで買えるし、はじめから味がついているので味付けは不要。
ビールのお供にぴったりです。
にんにくとの相性もよく、油で煮ると茶色く色づくのがビジュアル的にもおいしい。
ただこれは、以前に胡麻油でやった時のほうがおいしかったです。
そして焼き海苔も入れ、醤油をちょっとたらすと風味がアップします。
もはやスペイン料理じゃなくなってるけど。
関係ないですが、玉ねぎをホイルで包んで炭の中に入れるやつ、中までとろとろでサイコーですね。バーベキューの醍醐味だと思います。
しいたけの石づきのアヒージョ
石づきを捨てるのがもったいなかったのでやりましたが、弾力と石づき特有の味の濃さがアヒージョに最適。
しいたけのアヒージョを作るなら、かさの部分よりも石づきが断然おすすめだと思います。
ささげのアヒージョ
なんとなくやってみたけど、めちゃくちゃ良いというわけではなかったです。
茶色いものばかり食べて緑色が恋しくなったんだと思います。
タコのアヒージョ
ふたたび屋内に戻って、さらに強くおすすめしたいアヒを紹介します。
私が魚介系で一番推したいのはタコ。
魚介のうまみがにんにくに合うのはもちろん、弾力のある歯ごたえが最強にすばらしいアヒです。
シーフードが好きだけどえびのぷりぷりに飽きたという人は今すぐやりましょう。
余ったらパスタと和えてタコのペペロンチーノにしてください。
プチトマトのアヒージョ
最近注目している野菜アヒですが、その中でも「得したな〜」と思わせてくれるのがプチトマトです。
サラダや弁当の彩り担当にされがちなプチトマトですが、油で煮るだけでごちそう度は格段にアップしてしまいます。
見た目も華やかなので、おもてなしする時に喜ばれます。
熱い中身がほとばしるので、うっかり口の中をやけどするお客さんが後を絶ちません。
蝉のアヒージョ
幼虫特有のナッツのような風味がオリーブオイルとベストマッチ。
にんにくの香りのあとに木々の香りが追いかけてきます。
成虫は素揚げにすると羽が口に残って気になる時がありますが、アヒージョにするとしんなりして全身食べやすいです。
魚介のくさみが苦手な人におすすめです。
難点は夏しか食べられないこと。
以上、アヒージョの具あれこれでした。
プロフィール
ほそいあや
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