先週もVR/ARに関する多くのニュースが報じられました。なかでも注目なのは、フェイスブックとレイバンによるスマートグラス「Ray-Ban Stories」の発表でしょう。

「Ray-Ban Stories」は写真および動画の撮影機能、電話を含む音声の再生機能を搭載しているスマートグラスです。2021年9月10日時点では、日本は出荷対象国に含まれていません。

フェイスブック×レイバンのスマートグラス「Ray-Ban Stories」発売、約3万円から

フェイスブックとレイバンは、スマートグラス「Ray-Ban Stories」を発表・発売しました。発表時点では、日本は出荷対象国には含まれていません。価格は299ドル(約32,800円)です。

Ray-Ban Storiesは、レンズフレームの左右にカメラが搭載されており、2592×1944ピクセルの写真撮影、ならびに1184×1184ピクセル・30fpsの動画撮影が可能です。また、内蔵スピーカーとマイクにより、音楽再生や電話の利用などが可能。アップルの「Siri」のようなFacebookアシスタントも搭載されているため、音声でスマートグラスを操作できます。

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フェイスブック×レイバンのスマートグラス「Ray-Ban Stories」発売、約3万円から
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ロボット研究者の石黒浩氏が「AVITA株式会社」設立、実世界の制約から人々を「解放」する

アバターを用いた実世界の仮想化・多重化を目指すAVITA株式会社が設立されました。代表取締役CEOにはロボット研究者として知られる大阪大学大学院教授の石黒浩氏が、取締役COOには日本テレビでVTuber事業「V-Clan」の立ち上げを行った西口昇吾氏がそれぞれ就任しています。

同社はサイバーエージェントや大阪ガスなど、さまざまな分野の大手5社と資本業務提携を結び5.2億円を調達。アバターを用いて、現実でも仮想空間と同じ多様な人格の表現を目指します。

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ロボット研究者の石黒浩氏が「AVITA株式会社」設立、アバターとロボットで実世界の制約から人々を“解放”する
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SIEが「THE PLAYROOM VR」「The Persistence」を手掛けたFirespriteの買収を発表

ソニー・インタラクティブエンタテインメント（SIE）は、イギリスのゲーム開発スタジオFiresprite Limitedの買収を発表しました。買収額などは、契約条件により非公表です。

Firespriteは反重力レースゲーム「WipEout（ワイプアウト）」シリーズの開発で知られた「SCE Studio Liverpool（旧シグノシス）」の元開発者らが、2012年に設立したスタジオです。これまでにSIEと共同でPlayStation VRの「THE PLAYROOM VR」等を開発しており、今後はSIE独占タイトルの強化に注力する方針です。

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SIE 「THE PLAYROOM VR」「The Persistence」開発のFiresprite買収を発表
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Apple出身者創業のスタートアップが約100億円調達 コンピューティングの未来を創る

米スタートアップのHumane（ヒューメーン）は、シリーズBラウンドで1億ドル（約110億円）を調達しました。調達した資金は、人材の獲得とデバイスやプラットフォームの開発に用いられる見通しです。他方、具体的な製品や事業計画は謎に包まれています。

同社の共同創業者であるImran Chaudhri、Bethany Bongiorno夫妻は、ともにAppleの出身です。CEOのBongiorno氏はソフトウェアエンジニアリングのディレクターを務め、チェアマンのChaudhri氏は元デザイン部門のディレクターとして20年間、iPhoneやiPadといった主力製品に携わってきました。

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