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Ruby on RailsとAdobe AIRでデスクトップアプリを作る
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第1回:付箋紙アプリケーションを作ろう!

著者:ワイズノット  増井 雄一郎   2007/9/5
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付箋紙アプリケーションを試す!

   それでは早速試してみましょう。
$ ruby script/server

   「http://localhost:3000/stickies」へアクセスすると通常のscaffoldで作ったものと同じ画面が表示されます。

scaffoldで作成した画面と同じもの
図2:scaffoldで作成した画面と同じもの
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)

   「New Sticky」リンクから適当に2つぐらい付箋紙を登録してください。

付箋紙の登録
図3:付箋紙の登録
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)

   これだけでは、通常のscaffoldとなんら代わりがありません。RESTfulなアプリケーションでは、外部のプログラムがデータを解釈しやすいようなフォーマットでデータを取り出すことができるのが特徴です。RoRのscaffold_resourceでは、通常のHTML以外にもXML形式でも出力できます。ちょっと試してみましょう。

   Webブラウザで「http://localhost:3000/stickies.xml」を開くと、一覧がXMLで表示されます。

XMLで表示
図4:XMLで表示
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)

   HTMLと違ってXMLで付箋紙一覧を取り出すことができるため、外部のアプリケーションから付箋紙の情報を容易に操作することができます。

   さて次回では、このコントローラの動きを追いながらRESTを詳しく見ていきましょう。

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株式会社ワイズノット 増井 雄一郎
著者プロフィール
株式会社ワイズノット  増井 雄一郎
PukiWikiなどのオープンソース活動を経て、2005年からRuby on Railsに的を絞り、2006年はRubyに関する仕事のみで生計をたてる。これまでのフリー活動から転身し、アメリカ行きを目指して2007年4月に(株)ワイズノットに入社。クロスメディア事業部でSaaSプラットフォームの構築に従事。現在の興味はテキストマイニング。


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